見出し画像

ふるさと。

「石油基地があるので市町村合併でギリギリ、市内に入ったような場所です」
これが故郷を紹介する時に言うテンプレです。

緑や陽の光とか、
暗い夜に見える星とか、鈴虫の声とか、
無性に彼らを求めたくなる理由はここで育ったからなんだろうな、って今になって自分で気づきました。

何も無いが、ある。
そんな場所です。
お盆に帰省した時の、家の周りスナップ写真たちです。

田んぼと山とおうち。
夏にできるでっかいスイートコーン畑、リトル飯干くんにとってはジャングルみたいだった。
でももう見ることは無いです。理由は高齢化って言えば察してもらえるかな。
単純に"寂しい"と言うのは簡単だけど、無責任だなとも感じてて。
まだこの気持ちに名前をつけることができていないです。
振り向いても田んぼと山。
左は荒地。
稲穂のゲシュタルト崩壊をどうぞ。
稲穂じゃないよ、猫じゃらしだよ。
正式名称は知らないです。
調べたいとも思わないかなぁ。
小さい頃から呼んでる名前のままで、呼び続けたいし。
文字通り"道草"しながら撮った。
スタジオ地図みを感じた。
次回作の舞台に、どうでしょうか?
夜じゃないよ、朝5:00。
家族で山の上に朝日を見にいこうと早起きしたんだけど、山頂着いた瞬間土砂降りに。
2秒で撤退。山の天気は怖い、再認識。
前日の24時くらいに思いつきで「行こう」ってお母さんに言ってさ。
お父さんはもう寝てたから謎に5:00に起こされてるわけよ。笑
それでも文句言わず起きて車出してくれるから優しいよね。
あ、ちょっとは言ってたかな。
仕方なく下山。
気だるそうな雲がたくさん。
お日様も雲たちも、そりゃ毎日シャキッと早起きするのは大変だよね。
雨でテカテカ。
始発くらいかな。
高校生の時は5:30の電車で1時間かけてバスケの朝練行ってた。
毎日送り迎えもお弁当も作ってくれたお母さんとお父さんの凄さとありがたみを今になって感じています、ありがとう。
家の玄関からの景色。
みんなが寝静まった後、ここで星を見ながら虫の声を聞くのが帰省した時の楽しみの1つ。
おれんち。
お天道様の出勤。
マジ感謝。
家の前にあるカーブミラー。
小学校の頃はよくここで謎に自分見てた。
立ち止まるのは謎に恥ずかしいのでめっちゃ横目で。
普通の鏡と違ってぐにゅーんって写るから、楽しかったんだろうな。
ちなみに今もしてる。感性は変わらないですね。
通学路の景色。
初めて朝焼け撮ったんだけど、朝焼けもいいな〜って思った。
夕焼けも好きだけど、朝焼けもまた違った感じ。
澄んだ空気を感じるのも理由なんだろうな。
すぅーって冷たい空気が口から肺に、肺から全身に回る感じが好き。
空ってほんとに色んな顔になるから不思議。








終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?