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滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう

ネタバレを含みます。









表紙の色は鮮やかな緑と苺と白い感じが印象に残り、積まれていたこの本を手に取った。

最初はなんだか展開にもやもやした。

雪絵さんとか。
静香さんと信士さんが登場したときもなんだかなーって感じでぱっとはしなかった。

なんかリアリティがあって怖かった。

段々と読み進めていくうちにどんな人物か知ることができた。徐々に出していく。みたいなそんな感覚で1ヶ月という月日が目まぐるしく動いていた

当たり前に
小惑星墜落することに怯えているひと、
生きたいと思っている人
最期まで楽しもうと思っている人
生きる知恵がある人
自殺する人
どうでもいいと思っている人
混乱して手に終えない人
諦めている人。

様々な感情が渦巻いていた。

感情が交差しているのが良くわかった。
社会って感じ。現実って感じ。


人間観察みたいで面白かった。




私はこの本に閉じ込められたら
諦めつつも最期まで楽しむタイプかもとか
思ったりした。



新しい試みとして今回は寝る前に読んでみた。

寝る前に読書しようと思ったきっかけは家にある本以外の本を読みたいな、買いたいなと思ったのが発端。

家にある本を読んでから買ったり、借りたりして別の本を楽しもうと思い、
寝る1時間前から読む気持ちを込めて生活し、
寝る準備が終わったあとから読書することにしている。
今のところ順調で、続いている。
続きが気になるので読まないと という気持ちに久々になった。よく集中できて気分が良い。
集中しすぎて朝まで読んでしまった。
けれど1冊読み終えた。

次は何を読もうか。次はカメリを読む。

頭が切り替わっていいのと、
読書のエネルギーを残してうまく生活するのが
とっても楽しい。



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