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自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい、誰が自分のために生きてくれるのだろうか-kara side-



自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい、誰が自分のために生きてくれるのだろうか。ーーーーユダヤ教の教えより


わたしは昔、"抜け殻"だった。

親が歩めなかった理想の人生を歩むための存在。たくさん勉強して、英会話行って、ピアノを頑張る女の子。



わたしはわたしの人生を歩まずに、親の人生を歩んでいた。それと同時に、わたしの人生は、親が歩んでたんだ。リアルに中学ぐらいまで自我なんて分からなくて、人との距離感を測るのも凄く苦労した。


そして、途中で気付いた。

それ、めちゃくちゃ異常じゃね?



と、まあ違和感を持ったまま迎えた高校・大学。すてきな彼氏が出来て、ルンルンだった。でもまた私は自分の人生を操作されてしまったんだ。


サッカーやっちゃダメ。休日、会えるならなんで会わないの?電話にはいつ何時も出て。グループでも男と遊んじゃダメ。なんで俺のことをいつでも一番にしてくれないの?



いや、むりだろ。


目が覚めた私はそこから何かが弾けたかのように化粧して、髪染めて、コンタクトに変えた。


自分の人生を誰が生きるかって??


そんなん決まってんだろ、他の誰でもない自分だよ。






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