みんな人生何回目なんだろう

タイトル通り。みんな生きるの上手すぎませんかという話。
何故幼い頃から「なりたいもの」「やりたいこと」が見つかるの。
学生時代を有意義に過ごす人が多すぎる。
みんなそれぞれ苦労しているんだろうけど、それを見せないくらいの心の余裕を持っている。

わたしはここ数年、来る日も来る日も同じことで悩んでいる。こんなにも成長しない人間は私だけではないか…周りの友人たちはとっくに一人前に働いてスキルアップしていくのに、私は永遠にここに居る。

絶望的に優柔不断。口癖は「どうしよう」。
こんな自分が本当に嫌いだ。

思えば、中学。仲の良い友人たちが入るからという理由で対して興味もない運動部に所属。
高校も。「中学で運動してきたから絶対運動部!」と謎の思考と、周りに流されまた運動部。

朝練、毎日放課後の練習、休日の大会。
朝早く親に送り迎えをさせたり、毎日辞めたいと感じていたのにもかかわらず「辞めたら同じ部活の人と顔合わせるの気まずい」などという人の目線を気にして毎日耐えた。(学生あるある。あの頃は学校がの世界の全てだったから)

やりたくもないことをやっているのに親にお金を出してもらい、毎日自分の時間も使い、あの頃は若かったし、なんだかんだ部活で出来た人間関係で楽しんでいたから、何とかなっていたんだろうなあ。
でも生涯後悔するだろう。無駄な時間だったなあ、と。

そんななんとなく人の意見で生きてきた私は当然進路も決められず、結局「みんな行くから」「とりあえず資格でも取ろう」またそんなふらふらした理由で、専門学校へ進学。
自分の未来に何1つ情熱を持っていなかった。

「〇〇になりたい!」や「こんなことを経験し自分もなりたいから目指す!」など、そんな強くてキラキラした未来を自分で切り開いて進んでいく友人たちに劣等感しかなかった。

私には、分からなかった。やりたいこと、本音。心。
来月私は、25歳になる。
もういい大人と言える年なんだけど。。。


あの頃憧れた25歳は、こんなんではなかった。
綺麗なマンションに一人暮らし。バリバリ仕事を捌く社会人で、髪は毎朝巻いて化粧もバッチリ、ヒール履いてオフィス街を颯爽と歩いて、
定時で退勤して、そのあとはジムへ行ったりカフェへ寄ったり自分磨きに勤しんで。行きつけのバーがあって。
休日などは友人5人くらいでキラキラにお洒落して、夜景が綺麗なルーフトップバーで女子会して、みんなで盛れるまで写真を撮り続けて、インスタへ投稿して、夜遊びもして。

まさに映画に出てきそうな女性が理想だった。
現実はいつまで経っても直視できない。

ああ。どこで間違えたんだろう。こんな映画やドラマの世界の女性にはなれないことは分かるけれど、せめて自分のやりたいこと、なりたいもの、くらいは見つけられる人生でありたかった。
そんな簡単なものすらもわたしには無い。
私の人生はずっとそんな、自分の軸もなく、このままなんとなくボーッと、過去に後悔し未来を卑下し生きていくのだろうか…

日々すべてが嫌になっていく…


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