バス乗り継ぎ10時間の帰路

自分史上初。
バス乗り継ぎ10時間23分の帰り道。
今まで乗っても9時間くらいだったと思うので、2桁越えは初挑戦。

去年の12月、広島へ一人旅へ行ってきました。
行きは飛行機にして、帰りはどうしよう…と悩み、
迷った末、飛行機かバス。この二択で揺れました。
本当は帰りも飛行機なら早かったけど、すぐ着いてしまうのもなんとなく寂しいし味気ないような気がする。バスだと日本横断するような気分にもなれそう。などというよく分からない理由でバスに決定。

予定は 広島～名古屋（6時間20分）の夜行便、
乗り継いで名古屋～地元（4時間3分）の昼行便です。

ちなみに新幹線は地元を通らないことと金欠なので初めから選択肢にはありませんでした。笑

去年、何年振りかに夜行バスを利用したとき4列シートが思いのほかしんどかったので今回はグレードを上げ3列シートを選択。
この選択が後に幸運となります。

乗車前。最後にコンビニでお土産を購入。完全リラックスするためダイソーで調達したサンダルに履き替えて準備万端。

深夜1時。いざ乗車してみると車内は満席。
そして私の席は一番後ろ！！
後ろに人が居ないため安心して倒せる神席…！
真ん中の列だったのでカーテンはありませんが、サイドの方々が締めてくれているので問題なかったです。ブランケットも付いていました。

消灯前に撮りました

そしてバスは広島駅を出発。

3列シートは数年前乗った以来2回目だけど、周りとの距離感が保てて気にせず眠れたし、多少のストレッチとかもできちゃうしやっぱり最高でした。
私のような人の気配を気にしてしまう人間にとって、夜行バスは3列シート一択なのかもしれません。

バスは途中2回ほどSAで休憩に入ります。
そんなにお手洗いに行きたい訳ではないけど、好奇心が湧いて降ります。
知らない土地を歩くことと、深夜のSAの静まり返った雰囲気が好き。

朝7時過ぎ。バスは無事に名古屋へ到着。
おかげさまで眠れたので頭はすっきりしていて、昇る朝焼けが心に染みました。あっという間に地元方面に帰ってきてしまったので広島に居たあの日々が夢のように感じて、ちょっぴり寂しさを感じながら朝の空気を吸いました。

7:23 名古屋

家に帰りたくなさ過ぎて名古屋で一泊してこうかな～とか考えていたけど、いや遊びすぎだよ流石に帰ろうってなったし、広島の思い出が薄れそうだからすぐ地元行きのバスをとりました。
名古屋はまた、別の予定で来よう。

そこから地元まで約4時間。
名古屋駅で調達した味噌カツおむすびをお供に、最後の旅路を楽しみました。

計10時間ちょっと。
広島から地元へのちょっと長い帰り道でした。
時間に余裕があったり、旅の思い出に浸りながらゆっくり帰りたいひとにはおすすめ…？
座りすぎて身体固まるので、こまめなストレッチは必須です。

今回は地元への直行便が無いので乗り継ぎでしたが、1度降車できたことで気分転換になった気がします。けど広島～東京の直行便 約12時間の夜行バスなどもあったし（しかも結構安い）この世の中にはもっと長時間走行するバスもあるんですよね…まだ挑戦する気にはなれない未知の世界です。

読んでいただきありがとうございました！