色のついたペン
あることについてベンキョーしようとおもって、教本を買った。知らない言葉や成り立ちが、次々に出てきてべそをかきそうだ。もともとの頭脳的な問題も手伝って、実に覚えがわるい。
そうだ、本にマーカーを引こう。そうおもって、近所の文房具店に行った。
日常業務でマーカーを使うことはあるけれど、そうしょっちゅうでもないし、事務所にあるものをてきとうに使っていた。カタログや店舗を見ないでもないけれど、個人的に選ぼうとおもうと意識が変わる。
現代って、実にさまざまな種類と色のマーカーが揃っているんですね。色とりどりであることと、メーカーごとの種類の豊富さに、わくわくと戸惑い(この中からどうやって選び出せというのだ?)が一気に押し寄せ、軽く混乱してしまった。
しばらく(20分くらいかな)迷ったあげく、何色かのセットになったものとバラ売りの中から写真のものを選んできた。蛍光色ってきつい色味が多いからあまり好きになれずにいたけれど、こういうやわらかい色のものはいい。たのしみながら使っている。
MONOの消しゴムも「くすみカラー」がいくつかあった。限定品みたいだった。文房具は昔からのデザインのものもすごくいいものがあるし、こんなふうに時代に合わせたカラーを取り入れるというのも気分が変わっていいとおもった。やはり買い物は足を運んで時間を使うことも大事なのだ(ずぼらなもので)。
STAEDTLER はずうっと昔、製図するためにシャープペンシルや鉛筆を愛用していたことがあって、好きだ。いくつか持っていたとおもうんだけど、もう昔のことだし品番なんかは忘れてしまった。
このマーカーセットは色味もいいし、マルスエルゴソフトと同じ三角形でうれしくなった。然るべき向きでキャップをしてケースに入れると、メーカーロゴが正面にくるお行儀のいいところに、にこにこと顔がほころぶ。
ペン先の形状は、ノーマルな平たいアレじゃなく、自分で角度をつけることで1mmから4mmあたりをカバーできるサインペンタイプ。
他のものも試してみたいとおもって、バラ売りの方はZEBRAのマイルドカラーから選んだ。こちらは太字(平たいアレ)と細字がついている(細字にはいま気づいた)。
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STAEDTLER といえば、以前戴きものしたこのペンケースがSTAEDTLERである。気に入っている。
ベンキョーが捗りますように。
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