【私と本】さくらももこさん
20代になったばかりのころ、2度目の移住をした。知らない土地に引越すというのは、しばらくは友人もいないし、仕事もしていないと心細く時間を持て余すことになる。きっかけは忘れたが、さくらももこさんのエッセイ本をひとつ読み、その後立て続けに読んでいた。独特のおもしろい文体は心がなごむし、なんだかお気楽な気分になれるところがいい。さみしさが薄れていく気がした。
つい最近、意外なところでさくらももこさんの本に再会した。最近のちょっとした楽しみのひとつである「Quiz knock」