見出し画像

生きたい今日を積み重ねた2021年は、賃貸の違約金を払ってばかり

今更ながら、2021年の総振り返りをしようと思う。
noteを書こう書こうと思っているうちに、冬が終わり、桜も新緑になってしまったのは、2021年に私がしでかした大きな損の話をするのが、あまりにも億劫だからだ。

それでも、備忘録として、そして、次の時代の暮らしを描くために、筆をとることにする。

人生のサマリーとなった"27歳"

1994年4月生まれの私が27歳になった2021年は、人生のサマリーと言ってもいいほど、ライフイベントがぎゅっと詰まった1年だった。
先にまとめて言ってしまうと、同棲していた彼氏と破局し、新しい彼氏ができ、妊娠をし、結婚をした。そういえば、途中、フリーランスから株式会社 Unitoの正社員にもなった。

27歳にもなると、プライベートにも、仕事にも、その変化に、住まいが伴うことは少なくない。
実際に、2021年、私は同棲を解消したり、結婚生活を始めたり、結果4つの住まいに移り住んだ

5月|同棲を解消し、unito SHIODOMEに転がり込む

みなさんは、どのように同棲の終止符を打っているのだろうか。
別れを決めた後も、同じ部屋にい続ける違和感と裏腹に、明日住む部屋を見つけるのは至難なこと。思い出が染みついて曖昧になった家具や家電の所有権や賃貸の2年契約縛りと違約金。
愛し合う未来に胸を膨らませて見切り発車で始めた同棲は、終点までのレールが引かれていない。

思い立ったが吉日。
私は、自社サービスである住んだ分だけの家賃で暮らせる部屋「unito」に移り住むことに。理由を言って、社員という関係知の上で、即時対応を求めた部分はあるが、実際のサービスでも可能な即日入居可が決め手となった。

unito SHIODOME

部屋は、キッチンとお風呂・トイレが室内についた個室ホテルタイプの「unito SHIODOME」。実家が東京の西の方にある私は、休日は実家に帰り、平日だけunitoに住むことで、住んだ分だけの家賃で暮らせるという料金システムの利点をフルで享受していた。

荷物は、ベッド下に収納できる。賃貸のクローゼットくらいの大きさがあるので、持ってきた荷物は、夏服・冬服はもちろん、本や調理器具まで全て収まった。
帰らない日は、部屋をホテルとして貸し出される仕組みだが、鍵付きの収納で自分の荷物は隠すことができる。

7月|住みたいまち吉祥寺で、一人暮らしを始める

1ヶ月単位で契約できるunitoは、賃貸のような違約金もなく、後ろ髪を引かれることなく次の住まいへ、気持ちよく送り出してくれる。
もう少し広い部屋に住みたいという思いと、吉祥寺に住みたいという思いで、賃貸アパートに引っ越すことに。

前回は同棲だったので、一人で不動産屋さんにいくのは人生で初めてだった。SUUMOで問い合わせた物件はないと言われ、「なんで来させたの…」と思いつつ、最終的に気に入る物件を見つけることができた。いわゆる「おとり物件」というやつにまんまと引っ掛かった。

敷金や礼金、仲介手数料。不動産屋さんで受ける重要事項説明や、鍵の受け渡しなど、それが当たり前のように淡々と進む、重ためのタスクと支払いは、unitoのパーパス「暮らしの最適化の追求」に、さらなる熱を帯びさせた。

しばらくは独り身…。
そう思っていた当時は、賃貸の2年契約は全く気にならなかったが、ご想像の通り、この後私は、絵に描いたような痛い目をみる。

9月|妊娠

6月ごろから付き合っていた彼氏との間に子ども授かった。
突然のことで驚いたが、私一人の気持ちとしては、すごく嬉しかった。
彼に伝えて、彼の表情に曇りひとつも見えなかったら、この人と結婚しようと決めて、打ち明けた。

彼の表情は、快晴だった。

心には、案外、穏やかな秋の風が吹き抜けた。
一方で、お互いに一人暮らしを始めたばっかりだった私と彼は、新しい暮らしを始めるのに合計数十万円の違約金を払わなくてはいけないという不合理に対面する。結果私は、2ヶ月前に申告+2年以内の解約にかかる違約金で、合計30~40万円を支払った。

12月|結婚、吉祥寺で二人暮らし開始

それぞれの家へのご挨拶をバタバタとすませて、友人に証人になっていただき、婚姻届を提出。
短い期間で、指輪を用意し、プロポーズを決めてくれた旦那さんは、頼もしく、愛が溢れる人だ。

生きたい今日を積み重ねた2021年の総括

冒頭で、2021年に大損をしたと書いたが、2021年に悔いはない。
過ごしたい人と、過ごしたい場所で、過ごしたからこそ、愛したい人を思う存分に愛せたし、仕事も妥協なく取り組めた。その結果として、私は人生の軸を決めること、結婚することと子どもをつくること、正社員になることができたんだと思う。

ただ、賃貸契約の不合理は、伸びすぎた雑草のように煩わしかった。

27歳、恋も仕事も、逃したくないチャンスが次々と舞い込む年齢だ。
日々、花を咲かせ、時に雨を浴び、晴れのもと踊る。
雑草があっても妨げになるほどに、貧弱ではない年齢だが、煩わしいことに変わりはない。

目まぐるしくライフステージが変わりゆく27歳、アラサーの時に、応える住まいに「unito」がなりたい。今日取ったこの筆で、次の暮らしを引き続き描いていく。


いいなと思ったら応援しよう!