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2021球春到来! で、2020年チームと選手成績の振り返り

2021年も2月となり、キャンプも始まり、待ちに待った球春が到来しました。

本年初投稿ですが、2020年の各チーム、選手の成績を「俺調べ」で比較してみました。2021年のシーズン終了後に各チーム、各選手の数字がどのように改善されているか、チーム順位、選手成績がどう変動したのかが楽しみです。

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1.得失点と勝率

野球は1点でも多く点を取れば勝ちのゲームなので、得点と失点の関係からチーム力、勝率との関係を見てみました。左のグラフは得点と失点の1試合平均の値をプロットしたもの、右のグラフは得失点差を試合数で割り、1試合平均の値と勝率をプロットしたものになります。

左下のグラフは2020年の打撃力、投手力(守備力)のチーム状況を表しているように見えますが、マリーンズとオリックスは得失点は近い数字ながら、リーグ戦の順位は2位と6位なので不思議です。右下のグラフは数値の性格上、概ねリーグ戦の順位を反映したものになっています。

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2.opsと防御率

次にops、防御率と勝率の関係を見てみました。左下のグラフのopsと勝率の関係はそれほど強くないように見えます。右下のグラフのopsの内訳(出塁率と長打率)では長打率を上げた方がいいチームと出塁率を上げた方がいいチームがわかります。

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左下のグラフの防御率と勝率の関係はopsよりも強くなっています。強いチームになるためには投手力の整備は基本ということがわかります。先発、リリーフ、クローザーごとの数字を見ていくとより強化すべきポイントが見えてくるかもしれません。右下のグラフは単純にopsと防御率をプロットしたものですがホークス、読売を倒すためには防御率とopsを改善すべき値が見えてくると思います。

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3.長打率と出塁率での選手比較

ここからは規定打席に到達している選手個人を見ていきます。グラフは左側がパリーグ、右側がセリーグです。長打率と出塁率ですが、パリーグの近藤選手、吉田選手、柳田選手のタイプはセには存在しないことがわかります。逆にセリーグの村上選手、青木選手から坂本選手、岡本選手、大山選手のバランスを持った集団がパリーグにはいないことがわかります。2020年の単年の成績によるものなのでしょうか。

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4.打点と本塁打での選手比較

打点と本塁打の比較なので相関関係も高く、選手も予想通りの選手が上位に来ています。このグラフでもパリーグでは本塁打15本から20本の選手がごそっといない中でセリーグは中軸を打てる打者がいるのも不思議な感じがします。

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5.打点と塁打での選手比較

60打点200塁打以上が境目になっているように見えますが、総じてセリーグの選手数が多いです。このグラフに限らずパリーグの空白地帯は柳田選手、浅村選手、中田選手、吉田選手の成績が他の選手とかけ離れているから発生しているものなのでしょうか。

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6.打点と打率での選手比較

パリーグの吉田選手、近藤選手は飛び抜けてますが、柳田選手はもう少し打点よりの選手と思いますが前を打つ選手の出塁率も影響しているのでしょうか。セリーグは相関関係が強いというかまとまってる感じがします。

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7.得点と出塁塁率での選手比較

出塁率が高い選手が得点も多いのではないかと思ってましたが、パリーグは多少相関関係があるように見えますが、セリーグは出塁率0.4近辺で頭打ちの傾向がありますが、得点60点以上の選手はセリーグ選手の方が多いですね。

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8.打点とopsでの選手比較

ops0.9以上の選手の並びには横に並ぶか縦に並ぶかでパリーグ、セリーグで大きな違いがあります。opsの数字が近くても出塁率と長打率の割合で打点も変わってくるのでしょうか。

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9.wRC+とopsでの選手比較

得点創出能力とopsでの比較なので強打者列伝の体を成してますが、柳田選手は別格としてops 0.9以上、wRC+200以上を強打者をするとセリーグが充実しています。

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10.HR%とk%での選手比較

HR%0.5以上の選手を見てみると、パリーグの選手の方が若干k%が高くなってます。ここはリーグのカラーが出ているのでしょうか。パリーグの吉田選手とセリーグの宮崎選手のK%の低さは素晴らしいです。(タイプが似ているのかどうかまではわかりませんが) スパンジェンバーグ選手のk%はある意味凄いことです。

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11.三振と併殺打での選手比較

最後は若干遊び感覚で三振と併殺打の数でプロットしてみました。三振が多いと併殺打が少なくなるのではと予想してましたが、セリーグはあまりその傾向がないようです。パリーグの中村選手、吉田選手の三振と併殺打の少なさはセリーグにはいません。セリーグの宮崎選手は三振の数は吉田選手とそう変わりませんが、併殺打倍以上なんですね。打席でのランナー状況が異なるのでしょうか。

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早くゲームが始まらないか待ち遠しいですが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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