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足跡

先日、2年半続けてきた団体活動を引退した。

引退して少し経った今、すごく心にぽっかり穴が開いてしまった気分。
日常生活の半数以上を占めていた活動の時間がぴたりとなくなって少しさびしさと時間の流れを感じる。

この2年半自分の中に2度の大きな分岐点があった。
1回目は去年の春。
コロナの関係で思うように活動ができない中、同級生が次々と辞めていって

”私はこの団体で何がしたいんだろう”

なんてことを考えている毎日だった。
でも自分の性格上中途半端なのも嫌だから一度ここで区切りをつけようって決心した。
でも、いざやめようって思ったとき、私が辞めた後にもしコロナが明けてか本来の活動ができるようになったら、私はきっとみんながうらやましくなっちゃうんだろうなあって思った。

だから私は残ることに決めた。
そこから念願がかなって本来の活動が徐々に再開していった。

コロナ前はどんな活動を行っていたのか。また一からどのようにしてコネクションを形成していくのか。
取り組むべき課題はたくさんあった。
でもゼロから始まった私たちの活動へのわくわくが大きかった。

そして、2回目の分岐点は去年の夏。
団体として目指すべき姿や理念に沿った活動方針を考えることだったり、相手のニーズを考えた上での活動展開だったり。
考え悩むことはほんとにたくさんあった。
何より自分は同期がいなくなってしまってから、何事も一人で頑張る場面が多かった。頑張らなくちゃって思ってた。
抱え込んで抱え込んで爆発寸前だった。それでも自分の軸だけはぶれたくなくて、前だけ見て突き進んできた。

そして、いざ団体を離れるってなったときに後輩が
あなただからこれまで信じてついて行きました
って言ってくれたんだよね。
その言葉をきいただけで、一気に肩の荷が下りたっていうか、「ああ、本当に続けててよかったな」って思えた。

後輩にバトンを繋いで今後は影からそっと見守る立場に。
私が、私たちが向き合ってきた活動はどんどん受け継がれ、これから先も続いていく。
そう考えるとすごい意義のある活動に携わることができたなって思う。


だいぶ長くなっちゃったけど2年半分の思いを込めて。
関わってくれた全ての人に感謝を。













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