介護業界で活躍できる！

メイクセラピストは様々な現場で活躍できる職業で、その中の一つには介護業界が挙げられる。外側だけでなく、心理面にもアプローチすることができるメイクセラピーは、高齢者にもたくさんの変化を与えることができるのだ。

最も大きな効果は、心理的な効果である。メイクを施すことで楽しい時間を過ごし、なりたい自分になれることで自分に自信を付けることもできる。そして、「綺麗になった」と人から褒められることで、嬉しいと感じる機会も増えていく。つまり、自己肯定感がアップするのだ。
また、メイクアップ中はセラピストとのスキンシップが増えるため、リラックス効果を生み出すことができる。人と接する時間も増えるため、刺激が増えていき、ポジティブな感情をつくり出すこともできるのだ。
さらに、自分でもメイクをする際には、小さなものを掴んだり、手を動かしたりするため、身体機能のリハビリにもつながっていく。このように、メイクセラピーを通して、様々な感覚が刺激されるため、認知症の予防や改善にもなると言われている。

介護業界で行うメイクセラピーのサービスは、まずカウンセリングから始まる。なりたい自分のイメージを引き出したり、対象者の習慣や状況などを把握したりしながら、メイクアップの方向性を固めていくのだ。
実際にメイクアップ作業に入ったら、対象者が楽しめるよう、様々なコミュニケーションを交えながら進めていく。同時に、対象者が自分でもできるよう、メイク指導を行うこともある。
もっと詳しく介護業界でのメイクセラピストの仕事内容が知りたいなら、詳細情報を確認してほしい。