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#018 TypeScript(5):ハローの表示


ハローを表示してみる

環境構築が出来たので、フォルダ:srcの中にファイル:app.tsを作成する。


ファイルの作成

🗒️app.tsの内容

const message = 'Hello, TypeScript!';

// コンソールには単にメッセージの内容が出力される
console.log(message);   // Hello, TypeScript!

// コンソールにはオブジェクトの形式で出力される
console.log({ message }); // { message: 'Hello, TypeScript!' }

// ◆なぜオブジェクト形式を使うのか?
// 明確な表示:
//      オブジェクト形式にすると、変数名とその値が
//      ペアで表示されるため、デバッグ時にどの変数の値が
//      出力されているのかが一目でわかります。
// 複数の変数を一度に表示:
//      複数の変数をまとめて表示する際に便利です。

🏃コマンド実行

npm run build

  • 動作:TypeScriptファイルを一度だけJavaScriptにコンパイルします。

  • 使用シーン:プロジェクトの最終的なビルドを作成する時や、変更をまとめてコンパイルしたい時に使います。

  • 例え:料理で言えば、全ての材料を一気に調理して完成品を作るようなものです。

使い方

  1. ターミナルでnpm run buildと入力します。

  2. コマンドが実行され、TypeScriptファイルがJavaScriptにコンパイルされます。

  3. 処理が終わると、ターミナルに戻ります。

作成されるファイル

distフォルダの内容説明

各ファイルについて詳しく見ていきましょう:

  1. app.js

    • これは、TypeScriptコードがコンパイルされて生成されたJavaScriptファイルです。

    • ブラウザやNode.jsで直接実行できるコードが含まれています。

    • 元のTypeScriptファイル(src/app.ts)から変換されたものです。

  2. app.js.map

    • これは「ソースマップ」ファイルと呼ばれるものです。

    • 主な目的は、コンパイルされたJavaScriptコード(app.js)と元のTypeScriptコードを関連付けることです。

    • デバッグ時に非常に役立ちます。ブラウザの開発者ツールで、JavaScriptコードではなく元のTypeScriptコードを見ながらデバッグできるようになります。

distフォルダの役割

  • 配布用(Distribution)のファイルを格納するフォルダです。

  • ここに含まれるファイルは、TypeScriptコンパイラによって生成されたものです。

  • Webサーバーにアップロードしたり、アプリケーションを実行したりする際に使用するファイルが含まれています。

初心者の方にとっては、以下のように考えるとわかりやすいかもしれません

  • app.jsは、TypeScript(料理のレシピ)から作られた実際の料理(JavaScript)です。これを人々(ブラウザ)に提供します。

  • app.js.mapは、その料理がどのようにして作られたかを示す詳細な記録です。料理(コード)に問題があった場合、元のレシピ(TypeScriptコード)のどの部分に問題があったかを特定するのに役立ちます。

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jsを読み込むファイルを作成

フォルダ:distにファイル:index.htmlを作成

ファイルの作成

index.htmlの内容

app.jsを読み込んでいるだけ

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>Document</title>
</head>
<body>
    <h1>タイプスクリプト</h1>
    <script src="./app.js"></script>
</body>
</html>

VSC拡張機能のLive Serverで起動

便利な拡張機能

index.htmlを選択して、画面右下のGO Liveをクリック

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ブラウザの開発者ツールで確認

画面右クリック > 検証 で 開発者ツール起動

無事動いてることを確認

npm run watch で作業効率化


コマンド実行


起動

これで、ファイル:app.ts に対して修正が発生したら、自動的にコンパイルされ、distフォルダにビルドされる

この設定部分の説明は

package.jsonファイルの"scripts"セクションに記述

終わりに

少し長くなったので、ここで一旦お話をクローズさせて頂きます。
自分自身の学習記録帳のため、乱雑な文章になっている可能性があります。
申し訳ございません。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私も皆さんのnoteを拝見させて頂いて、多くの気づきを得ています。
本当に感謝🙏です。
今後ともよろしくお願いします。

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