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新しいことは、アウェイから始まる。

先日、京都で開催された「手帳の市2023春」に出展者として参加しました。
出展者を含めて来場された方々の中で、ボクは多分最高齢だったと思います。
しかも、来場者の95%以上は女性です。主催をされているのが手帳を考案された2名の女性で、その手帳の愛好者やファンの方が中心だということもあって、20〜50代の女性たちで溢れていました。
アウェイといっても属性(年齢と男性)が主流から外れているだけで、マインドはど真ん中なつもりです。
手帳が好きで関連の文房具を製作していることで出展者として認められているわけですから。
それでもアウェイの違和感と、愛好することの同質感を味わうのはちょっと刺激的でした。

こうしたアウェイ感は、そういえば2回目だと思い出しました。
もう10年以上前のことですが、定年直後に当時全盛だったsnsのひとつmixiの交流会に参加した時のことです。
首都圏では、mixiの読書会や勉強会のコミュニティがリアルに開催するイベントがたくさんありました。これも20〜40代の人たちの集まりで、その中にいつもただひとり60歳のボクがいました。最初はなんでこの年寄りがここにいるんだという視線をいつも感じていました。
会社社会から卒業して、趣味や学ぶことで成立しているコミュニティが新鮮でボクは飛び込んだに過ぎません。
結果としてこのsnsのコミュニティでたくさんの学びや交流を得て、ボクの定年後の働き方が定まっていきました。

定年前は、会社や業界というホームで戦っているわけで、退職すればひとりになり、新しいピッチではアウェイから始まるのは当たり前のことですね。


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