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よもや夜も更け省みる

人生の答えはどこにもない。

世間と折り合いをつけていく中で、

少しでも自分が心地良く居られる生き方。

少しでも自分に誇りを持てる生き方。


たくさん騙してきてしまった周りの人間。

そして、僕自身。

残酷で美しい些細なプライドの積み重ね。

言わないようにすると思わなくなる。

特別に信仰心や尊敬の念があるわけではないけど、

小学生の頃、図書室で偶然読んだマザー・テレサの格言のもと、

自分を律して生きてきたら

もはや僕には僕がわからない。

仕舞った感情は滲んだまま、

図書室のマザー・テレサの上。

その思考と言動の関係と同じように

ありのままの自分を見てあげなかった。

建前の僕の姿。

本当の僕の姿。

いつの間にかその境界は曖昧になっている。

淀み切った真実。

可愛くない迷子。


映したいのは、嘘偽りのない等身大の姿。

挨拶を越えて奥の奥まで。

瞬間の感情の背景。

他の誰にも手に入れることはできない。

僕が感じている世界の色。


間違ってないよ

っていつか自分に言ってあげたいから、

変わっていくしかないよね。

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