自分を思い通りに動かすセルフコントローラーテクニック 【レベル5】 嫌なことを引きずらない最速毒消し法
こんにちは、まあくうです。
みなさん、いきなりですが、嫌な思いはしていますか?笑
僕は元々、周囲の機微に敏感なタイプなので、ちょっとしたことが気になる方した。昔に比べてかなり改善されましたが、それでも「千原Jr.じゃない方」みたいな相手が気にせず何でもガンガン突っ込んでいくみたいな色んなことを気にしないことは無理ですし、やはり内向的な性格は変わらないのでちょっとしたことですぐに傷ついてしまいます。
塾でいえば、生徒が隣の生徒にちょっかいをかける。一回注意したらその時は収まりますが、その後もまたするんじゃないか、授業中は大丈夫でも休憩中や自分の見えないところでやるんじゃないか、ついつい気になってしまいます。
そんな細かいこと気にならなくなればいいのに、と思ったりもしますが、でも気にならない先生はちょっかいをかけていること自体に気が付かないつまり鈍感なのでそれは嫌だなと思います。でも気にし過ぎも良くない。
今回はそんな「嫌なこと」「イラっとすること」が起こった時の対処法として僕が「毒消し」と呼んでいるセルフコントロールテクニックをご紹介します。
このテクニックの効果は、前回のRAINテクニックと同様「セルフコントロールに邪魔なものを取り除く」ものになります。
前回のRAINは「チョコレートが食べたい! パンケーキが食べたい!」と言った悪習慣の断捨離でしたが、今回は「嫌なこと」が起こった時の強い感情を減らす、もしくは引きずらないための方法になります。「嫌なこと」でイラっとするって良くないんですよね。めちゃくちゃ良くない。嫌なことってダメージを受けるだけって思っていますか?
違いますよ。
ゲームで例えるなら、嫌なことってダメージを受けるだけではなく、そこに「毒属性」がついているんですよ。
「まあくうは嫌なことがあった。14のダメージ!!」
に追加して、その後もじわじわと継続ダメージがある、これが嫌なことです。
嫌なことで感情的になると、そのせいで自分をコントロールできなくなったり、昨日まで頑張ってきたことを「無理!」と諦めてしまう確率が上がります。
ただ、みなさんご存知の通り「嫌なこと」自体はなくせないですよね? まあ会社の人間関係なら経済的に大丈夫であれば仕事を辞めれば済みますが、なかなかそういう訳にはいかない状況の方が多いと思います。
じゃあ嫌なことが起きた時にどうすればいいかというと、方法は基本的にふたつです。
1 「ダメージ+毒」を受けた時に体内の毒を即座に消す(解毒)
2 自分自体の守備力を上げる
今回の方法は1の解毒法になります。2の方法も最後に少しだけお話ししますが、解毒法を覚えることで、守備力も多少付きますので、まずはこちらから学んでいただければと思います!
【経験値+13】 嫌なことを引きずらないためには「毒消し」が必要
ということで「解毒法」についてお話ししますが、具体的な解毒法を早く知りたい方は次の項に進んでください。ただ、その前に、なぜこの解毒法がいいのか、それにはどんな効果があるかを簡単にお話ししておきます。理屈がわかっている方が効果も高いですし、継続率も高まるので。
先ほど言った通り「嫌なこと=ダメージ+毒」なのですが、そもそも嫌なことって基本「誰かが原因」なことが多いと思います。
とりあえず嫌なことをする人はほぼほぼ「雑魚モンスター」認定しましょう。勇者が歩いているとランダムで現れますよね。あれです。なのでゲームをしている時のようなイメージで、その嫌なことをする対象と捉えましょう。
ゲームをしている時の、雑魚モンスターって僕らにとって何ですか? モンスターではなく「経験値」です。自分のレベルを上げるための相手だと思いましょう。
ただリアルではモンスターは倒せませんよね。物理的に攻撃してしまったらこちらが報復を受けるので笑
なのでリアル世界で「倒す」というのは「相手にしない」ということになります。相手にするからダメージを受けるんです。相手にしないことでそもそものダメージが減っていきます。これがさっき言った「自分の守備力を上げる」です。
ただこれは簡単にはできない訳です。というか守備力が高くなっても、ダメージを受ける時は受けます。いくら守備力を上げてもダメージを0にすることはできない。
だから、相手にしてしまった時、つまりダメージを受けた時ですね、その時にできるだけ早い解毒がやはり必要になります。
じゃあ具体的にどうすればダメージを最小限に押さえられるのか、解毒になるのかというと、オススメの方法はこの後に紹介しますが、例えば「自分と感情を切り離す」のは有効ですね。「俺は怒っている」ではなくて「俺の中の怒りが大きくなっている」とか「俺の中のイライラ君が活発化している」とかですね。
他にも、解釈を変える方法も有効ですね。僕が昔からよく使っていたのは、誰かに嫌なことを言われたり、嫌なことを指示された時に「ああ、滝行の時がきた」と考えますね。いわゆる「人生の修行」と捉える。
後は「最悪の状況を歓迎する」というのも僕がよく使う手法です。上司に説教された時に「よし、今から一時間滝に打たれるぞ! よっしゃこい!」と実際に起こるであろう状況のはるか上を想像して、それを期待します。こうすると、実際はそれほどではないので「何だ40分で終わったのか上司、根性ねえな」と思えます笑 精神的にはかなり楽になりますよ
ただ、セルフコントローラーで使用するのはそういった解毒法の複数組み合わせたものになります。元ネタとしては、感情制御研究から引用したものですね。「感覚の言語化」→「状況の言語化」→「感情制御の促進」それぞれの方法を順番にやっていきます。そこからメンタリストDAIGOさんが紹介していた「感情制御シート」も参考にして作り直しました。単独のものを使うよりはるかに効果が高いです。なので、感情的になりやすい人は、組み合わせて使っていただいた方がいいかと思います。
【経験値+13】 ボタン一つで解毒する方法 神様の呼び出し法(解毒バージョン)
それでは、セルフコントローラーを使った嫌なことが起こった時の、実践的な解毒方法をお伝えしていきます。
方法は大きく3つのステップに分かれます。実践する前に一つだけ準備がいりますが、一瞬で終わるので、これを読みながらやっちゃえると思います。
★手順0 コントローラー設定(準備)
まず手順1以降のことをするにあたって、自分の過去の中で「もっとも嫌だったこと」「もっとも許せない、感情が爆発した出来事」を思い出してください。
その「マックス怒りイベント」を「100点」として設定しておきます。
ちなみに僕が設定しているのはカフェでバイトしていた時代に、後輩の女の子をネチネチといじめていた先輩ですね。普段は「うざい」ぐらいで済んでいたのに、ある日「そんなこともできないのか」的なことを最上級なひどい言い方で言って、それで深く傷付けたんですよ。その時が過去マックスの怒りでした。
あ、怒りじゃなくてもいいです。悲しみとかでもいいです。マックス怒りイベント、マックス悲しみイベントそれぞれ作っていただくのが一番いいですかね。どちらの感情でも、今回の方法は使えますので。
★手順1 Xボタンを押して神様的なものを呼び出す
ここからはイメージしやすいように例を使って説明しますね。例えば僕が今、電車に揺られながら本を読んでいるとします。人生の哲学書とかそういう素晴らしい本ですね、まあ『ワンピース』ですね笑
そんな時、ある停車駅で、3〜4人の大学生ぐらいの男女6人が僕の車両に乗りました。めちゃくちゃ大きな声で騒いでいます。話題も下世話で聞いていて不快になるような話題です。
「うるさいな、他人の迷惑も考えろよ」と怒りを覚えたその時に、Xボタンを押します。
★手順2 神様の「5つの質問」に答える
Xボタンは前回も使ったように「神様呼び出し」ボタンなので、そこで神様(的なもの)を呼び出します。呼び出す相手は神じゃなくても何でもいいですので、自由に作ってください。
神様を呼び出したら、ここから5つの質問に答えます。僕はイメージしやすいように正五角形をイメージして、各点に質問を配置しています。こうすると一つ答えるたびに次の点に移動、次の点に移動という形で答えられるので、質問を思い出しやすいです。
質問は以下のとおりです。
質問①「何があったんじゃ?」(状況)
「おお、勇者まあくうよ。何があったんじゃ?」
「電車に乗っていたらうるさい学生が現れて、イライラしています」
質問②「お前の体はどう変化しているんじゃ?」(体の感覚)
「イライラか。具体的にはどんな体の変化が起こったんじゃ?」
「頭の横の辺りが熱くなっている気がします。奥歯を強く噛みました。手にも力が入っている気がします」
質問③「100点中何点じゃ?」(点数化)
「その出来事のイライラは100点中何点じゃ?」
「うーん、マックスと比べると55点ぐらいですかね」
質問④「被害は何じゃ?」(デメリット)
「そのイライラのせいで、どのような被害があった?」
「楽しんでいた読書が中断されました。本の内容に集中できなくなりました」
質問⑤「名前を付けると何じゃ?」(名詞化)
「その出来事自体、もしくはその大学生たち。どちらでもいい、名前を付けるとしたら何じゃ?」
「そうですね。じゃあ大学生に名前をつけます「前世はハエ集団」でどうでしょうか?」
「うむ、良い名じゃ。少しは落ち着いたか? これで解毒は完了じゃ。ではさらば!(かっこよく霧状に去っていく)」
★手順3 スマホやノートにメモする
質問に答えたらスマホのメモ機能などにメモします。
『55点 前世はハエ集団 うるさくてイライラ』
これだけでOKです。感情が強く働いたものは忘れたくても忘れられないので、最低限の情報をメモしておくだけでも覚えられます。ノートで記録してランキングを作るのもいいと思います。
【経験値+8】 まとめ
今日はセルフコントローラーテクニックのレベル5として、嫌なことが起きた時に使う「解毒法」を紹介しました。ぜひうまく利用して、これからまだまだやってくるたくさんの「嫌なこと」をうまく解毒して、自分の目標にまっすぐ向かっていただければと思います!
あっ、そういえば忘れてました。最初にお話しすると言っていた解毒以外の方法、「守備力を上げる話」ですね。そもそも雑魚モンスターを相手にしないようになるにはどうすればいいかというと、簡単です。「瞑想」と「運動」です! つまりレベル1〜2のBボタンで呼吸を操り、レベル3の歩行瞑想をしましょう!
それでは、また次回も読んでいただけると嬉しいです。よかったらいいねやコメントなどもお願いします。皆さんのご意見お待ちしております!
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