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蛙になった私の言葉が届くスピードはきっと、秒速5センチメートル。

こんばんは。前回の記事、何故あんなに反応を頂けているのでしょうか…。ぶっちゃけ書いた記憶が無いんですけど、共感(?)して貰えているのかな、私と同じ気持ちの人が居ると考えると少し安心します。あなたも、わたしと同じように苦しんでいるんだね。ベクトルは違えど、その苦しみの種はきっと一緒。あなたが引こうと思えばすぐ幕を引けるのかはわからないけれど、更新した時は、わたしの記事をまた見て欲しいです。

さて。本題に入りましょうか。
この文は(2024/04/09 20:24:55)に書かれています。きっと、公開する時には随分時間がかかっていると思います。文章量もえげつないと思います。それだけ迷いに迷って書いたという証なので、悪しからず。

今回のテーマというのは、タイトルの通り、「秒速5センチメートル」という新海誠監督の作品の映画についてと、私の気持ちの整理です。まずは前者。書けません、見ていないので。明日、見に行く予定です。4/10ですね。それを逃せば見れないです。明日のわたしは好調でありますように。本当なら、8日に見れていたのです。そしてわたしは嬉々としてそれをnoteに綴ったでしょう。しかし、それが出来ていない。ということは、8日に見ていないのです。見れなかったのです。わたしは、約束を断ってしまいました。私が好意を寄せている人との約束でした。でも、わたしは断りました。それは、自分を守る為。おかしくなってしまいそうだったんです、彼と一緒に居ると、自分が自分で無いようで。怖くて、恐ろしくて。だから、震える手でLINEをしました。返ってきたのは優しい言葉。そんなに優しくしないで欲しい。壊れてしまう。こわい。なので、後者のお話から。そして映画を見られたら、その感想を交えてもう少し。どうか、お付き合いくださいな。

わたしがわたしで無くなったのは、6日からのことでした。その日は一日不調で、ずっとお布団に居て絵を描いたり、いつも通りTwitterを見漁ったりしていました。
7日。大丈夫じゃなくなりました。死にたいと思いました。全部が怖くて、なんで生きているのかが分からなくなりました。感情に名前を付けられなくて、頭の整理がつかなくて、髪の毛を掻き毟っても、その感情をどうにか言葉にしようとしても、出るのは嗚咽と希死念慮、時たま、発狂。エナドリを3本入れてもハイになれませんでした。あぶないと思った時には彼に約束を断るLINEを入れていました。

話は遡り、5日。わたしは彼と遊ぶ約束をしていました。お花見をして、マックの抹茶パイを食べて、カラオケに行く。全て上手く行きました。ご飯も一緒に食べたし、半日くらいは一緒に居たのではないか、と。嬉しくて嬉しくて、ずっと上機嫌で。時折、自分本位では無いかと不安になりましたが、全て嫌な顔1つせず付き合ってくれる彼がどうしようも無く、好きなんです。手を伸ばしても届かなさそうな彼を追いかけるのが、好きです。わたしが、彼を、好きなんです。彼がわたしをどう見ているかなんて、知らなかった。嫌悪感を持たれたならすぐに諦めたけれど、でもそうでは無いから、今は、わたしが、彼を好きなら、それで良かった。でも、彼は手を繋いでくれて、気を使ってくれて、帰りの電車では人波に飲まれてしまわぬように肩を抱いてくれたり。爆発しそうでした、どこかに、心臓がいってしまったのか。正直、記憶は曖昧です。
そして本当の別れ際、「遊んでくれてありがとう」と言う私の言葉に、「デート、楽しかった」と返す彼。




あれ?




デートって思ってたのって、私だけじゃないの?


わたし達は付き合っていません。まだお互いを知らないから。それで傷つけてしまったら怖いから。お互い、臆病なのかもしれないですね。でも、これは正しい判断だとお互い思っています。

でも、デートって言ったら、意味が変わっちゃうよ?わたしだけが好きじゃなくなっちゃうよ。うそ。うそつき。

「虚言癖。」

日中に何度か出た言葉を、再度あなたに向けた。それは、わたしのその時出せた唯一の言葉。わたし、その時どんな顔してただろう。

わたしは彼に「好き」の気持ちをたくさん伝える。言葉でも、行動でも。彼がそれを許してくれるから。
彼は、さり気ない行動でそれを返してくれる。でもそれは、「好き」じゃないんだ、ってずっと思ってた。なのに、「デート」だって認めたら、違うじゃん。「好き」じゃん。

なんで?

なんで私のこと、なんか。


そうして、話は7日に戻ります。わたしは、彼から少しでも好意を向けられて怖くなってしまったのです。ご存知でしょうか?これが、「蛙化現象」です。「付き合っている彼の嫌な部分を見て気持ちが冷めた」は蛙化現象ではありません。

わたしは、蛙になってしまったのです。
それに気づけたのは8日。お風呂にて。
わたしはそれを素直に彼に告げました。そして、明日この気持ちを抱えて映画を見に行くのです。自殺行為かもしれません。でも、見ないときっと後悔するだろうから。

おはようございます。この文は(2024/04/10 10:35:22)に書かれています。感想も書かずに2000字を超えてしまいました。今、わたしは電車の中です。幸運にも、今日は調子が良く、家を出られました。支度は完璧。少し早めに着くので、ぶらっとうろついたり。これが彼と出来たら良かったんだけれど。でも、出来なかったから、せめて映画だけでも。彼と同じ映画が見たい。電車の音は少しうるさくて怖いので、イヤホンをして音楽を聞いて、渋々高い電車賃を払い、目的地に向かいます。あと30分くらいかな?では後ほどまた。

⚠️ここから映画ネタバレあります。

どうも。映画終わりです。非常にしんどいです。病む、ではなく…、なんでしょうね、これ。何かを失った気がする。喪失感?語彙力無くてすみません。あれ、全部遠野くんのお話なんですね…。てっきり、別の子かと…………。全部を理解した上でもう1回見たい。リピートしたいと言った彼の気持ちが分かります。個人的にしんどかったのは2話、「コスモナウト」です。意味はロシア語で、「宇宙飛行士」。たしかに、劇中にはロケットの打ち上げの描写がありました。転校してきた遠野くんに一目惚れした澄田ちゃん。でも、遠野くんには手が届かない。それでも一緒に居てくれて、話をしてくれて。付き合ってないけど、付き合えないけど、告白したいけど、言えない。遠野くんはわたしを見てない。もっと遠く、澄田ちゃんの手の届かないところを見ている。だから、お願いだから、優しくしないで。

痛いほどわかる、この気持ち。胸がぎゅうっとなった。澄田ちゃんが半年ぶりにサーフィンで波に乗れた日、告白すると決めたのに、結局出来なくて、バイクの調子も悪くて、だから歩いて帰ろうと思ったのに遠野くんも歩いてくれて。だからチャンスはあったのに、言い出せなくて。泣いてしまって。「どうしたの?」なんて聞かないで欲しい。結局最後まで気持ちを伝えられなかった澄田ちゃんを見て、頭がじぃんと痛くなりました。

そして3話、まさかのどんでん返し。だって私、遠野くんは明里ちゃんと…。って思ってたんだもん。そしたら、違うじゃん。なんなんだよ、もう。最後の踏切のシーン、最初のシーンと重なってしんどいし。遠野くんは、ずっとずっと明里ちゃんが好きだったんだね。でも、明里ちゃんは、違う人と結ばれた。「遠野くんなら大丈夫」って手紙に書いてたけど、遠野くんは大丈夫じゃないと思ったし、一番大丈夫じゃないのは澄田ちゃんだよ。あ〜…もう1回見たい。今大変しんどい気持ち。彼がこれを見て病む気持ち、わかるなあ。恋愛を拗らせた男子に刺さるの、わかるなあ。でもわたしは恋愛を拗らせた女子だから、澄田ちゃんがひたすら刺さるんだよなあ。あーー、もう1回見たい。

ぐちゃぐちゃなのでまとまりがつきませんが、3000字を超えたのでそろそろ終わりにしたいと思います。映画を見て、自分と重なる部分があって、それを自分と重ねて客観的に見れたことで、何か、まだそれは何なのかは分からないけれど、わたしは変われた気がします。まだ、少し怖いけれど、カエルから人間に戻れたらいいな。

一緒に居られるのはいつまでかな。
でも私ね、あなたがずっとずっと好きだよ。

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