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【日記】お菓子作りに挑戦した

2023/02/19 日曜日

バレンタインから遅れること数日、特になんの関係もなく生チョコタルトを作りました。
普段から料理はせず、お菓子作りもろくすっぽやったことがないど素人です。家に残ってるブランデーを料理で消費してみようということで挑戦してみました。

簡単にやったことと、思ったことをまとめていきます。


●準備
材料のほとんどは富澤商店にて買い揃えました。製菓用品なんて買ったことがなかったのでどこに売っているかすら知らず、近隣のスーパーを探し回る羽目になるところでしたが、専門のお店があることがわかりラッキーでした。
チョコレートと小さいタルト台、その他のデコレーション用品などを購入。
完成したらカービィの顔を描きたいので、イチゴ味のピンクのチョコを選びました。

レシピはレシピサイトのクラシルにて初心者でもできそうなものを発見したため、そちらを参考にしました。動画もついていて非常に助かります。


●チョコを刻む
レシピ動画では板チョコを刻んでいたのですが、私が買ってきたチョコレートはあらかじめ小さなキューブ状になっているものでした。
とりあえずキューブをまな板に出して刻んでみることに。

しかし、完全に頭には1枚の大きな板チョコを細く切り刻むイメージだったので、キューブの群れを前に面食らっておりました。どうやって切るのこれ?
ところが、学生時代のカレーの調理実習の記憶に救われて、玉ねぎをみじん切りにする要領でどうにかクリアしました。
チョコレートがサクサクと割れ、削れていく音と振動が気持ちいい。

調子に乗って半分くらい進んだところで、もしかして溶けやすくするために小ぶりになって入ってるチョコをさらに刻む必要がないのでは? ということに思い至ります。
そもそもなんで刻むの? 大きいと溶けにくいから? 大きさを揃えるため?
なんにせよ、半分やったんだし残りも刻んでおくしかないと思いとりあえず刻みました。
半信半疑で進めたので、そこそこ大きめの塊も残っています。後でこの塊に泣かされます。


●溶かして混ぜる
温めた生クリーム、無塩バター、チョコレート、ブランデー少々を混ぜます。
生クリームを温めたらシチューっぽい匂いがして、なるほどコイツがホワイトソースかと再認識。頭で知っていることでも、五感で感じるとちょっとした感動がありますね。
沸騰する直前まで温めるそうでしたがタイミングがわからず焦がしそうになりました。

材料をボウルに入れてヘラでサクサクと混ぜていきます。このままトロトロに溶けたらタルト台に流し込み〜という流れでしたが、まあチョコレートが全然溶けない。
私が残してしまった大きめの塊がまんまと溶け切らずに残ってしまいました。クラシルさん、話が違うじゃない! と思ってレシピを再度確認すると、溶けない場合の対処方法が載っていました。
初心者が焦るポイントなどお見通しですよと。ありがたいことです。

50℃のお湯で湯煎してなんとかクリア。
湯煎するにも鍋を引っ張り出し、50℃がわからないとてんやわんやしましたが、どうにかなりました。(軽く温めて指を突っ込んで、熱めの風呂くらいなら50℃! という雑な測り方をしましたが、ウッカリ火傷しかねないので絶対やめたほうがよかったと思う)


●注いで飾って
サラサラに溶けたチョコレートをタルト台に注いだら、冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やします。

チョコレートが冷えたら最後はお好きにデコレーション。チョコペンを使いましたが、すぐに口のところで固まってしまって扱いが非常に難しかったです。

デコレーション後に追加で冷やし固めたら完成!
何はともあれ、無事に作れてよかったです。

●作って食べた簡単な感想
・材料を買ったりデコレーションを考えたりしているときが一番楽しいかも
・正直、買ったほうが楽だしおいしい
・やり切った感はある

・溶けるし冷めるし固まるし、時間に追われて忙しい
・段取りの悪さをすごく感じた
・ちょくちょく雑に済ませたくなる(けど、レシピ通りにやらないとマズイことになると知っているので忠実に)

・自分で食べるより人に見たり食べたりしてもらう方が嬉しいかも
・料理にハマりそうかというとちょっとわからない
・ブランデーはまだまだ残っている


総括して、楽しく終えたけどだいぶ大変だったし感動は思ったより薄かったので次やるかはわからない、という感じですね。
しかし全く料理ができないのも考えものなので、これをきっかけにたまには台所に立つようにしたほうがいいよな〜、とも思います。

元々、絵を描いたり工作したりという「作る」ことは好きなのですが、料理は同じ「作る」でも必要な能力が全然違う気がしました。

一番大変だと思ったのは、衛生的である必要があるのと、温度変化に追われる忙しさ。
例えばこれが夕飯の準備などとなると、複数メニューを同時に冷めず固まらずおいしい状態で完成させ……みたいな、より達成条件が複雑なミッションになるのでしょう。

とりあえず美味しく作れたので、明日からおやつの時間に楽しもうと思います。

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