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育休後のキャリア戦略: ストレングスファインダーを活用して

育休からの復帰に向けて、ストレングスファインダーの診断を受け、自身の強みを最大限に活かす戦略を立てました。
診断結果に基づき、上位資質を活かす具体的な行動を計画していますので紹介します。

まずは私の上位資質と下位資質をそれぞれ5位ずつ抜粋します。

上位資質

1.親密性
2.学習欲
3.達成欲
4.慎重さ
5.分析思考

下位資質

30.運命思考
31.活発性
32.社交性
33.コミュニケーション
34.包含

結果は興味深いもので、
下位資質についてはどれも納得のいくものでしたが、上位資質で「親密性」が1位にランクされたことは自分自身の感覚とのギャップを感じました。
他の上位の資質は自分の強みとして認識していたわけではないですが、どれも「そうありたい」と感じているものでした。

自分は、多くの人とコミュニケーションを取ると疲れてしまったり、SNSなどの返事も面倒になってしまうため、なぜ「親密性」が1位に?と思いましたが、
診断の設問の中で、「多くの人と出会い打ち解ける、自分の考えを表すのが得意」と「限られた人との深い関係を重視する」のような選択肢が対になっていることが多かったので、前者を忌避する気持ちが強いあまりに、後者に寄った回答が多くなったためではないかと分析しています。

さて、ストレングスファインダーの結果を見て、ふ~んで終わるのではなく、これを活かす方法を考えることが重要です。
私はどうしても下位の資質をどう克服していくかの方に視点がいってしまうのですがそうではなく、上位の資質を最大限に活かすことが重要だそうです。

私は次の二つのアプローチでこの結果を活用しようと思っています。
まず、
結果レポートの「ポテンシャルを最大化する行動」リストから、具体的な行動を選び出す。
そして、
それに関連する書籍を探して、さらなる情報収集と具体的に行動をし始める。

例えば、
「学習欲」が高い私は、「新技術をいち早く取り入れ、その知見を周囲に共有することで評価される」と書かれていました。
ただ、これまでの私は新しい技術の可能性を見出したり調べたりすることは好きなのですが、 その新しい知識を深く理解して他人に有用性を示すところまではあまりできていませんでした。
そのため、自分自身でも技術のキャッチアップがあまり役に立ってないな と感じていました。

そこで、「学習したことを周りに効果的に共有する方法」を学ぶために、
関連する書籍を読み、具体的なアクションプランを立てています。
まず選んだのはこの「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。

本書では様々なアウトプットの術が公開されてます。
その中でもこの章を読んだとき、

「教える」は最強のアウトプット術
講師や勉強会での共有などを積極的に引き受けることで、自己成長ができる。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (サンクチュアリ出版) 樺沢紫苑 (著) 

私はこれまで勉強会に対して
「自分が勉強したことを共有しても、周りの方が詳しいし…」
「仕事が忙しいのに勉強会なんて準備が大変なこと、引き受けたくない」
と消極的だったのですが、それは非常に勿体ないことだったと思いました。
勉強によるインプットを、勉強会などで共有することでアウトプットし、さらにそこにフィードバックを受けることで不十分、理解不足な点を補うことができるのです。
今後は、このメリットを意識し、勉強会では積極的に教える側として参加していきたいと思います。

このように、ストレングスファインダーで自分の強みを知っておくことで、本を読んだり情報を集めるとき、「あ、これは私の強みを生かすことに役立ちそう」とアンテナに引っ掛けることができるようになったので、その意味でとても有用だと感じました。


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