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ほぼ自動水耕水槽(4日目):バジルについて
ヒーターを導入後、半日かけてようやく水温が安定してきた。
温度に関しては心配が無くなったので、生体の事を考え始めるか、などと思っていたのも束の間。
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水が白く濁ってるんけど???
これまで水槽をリセット→立ち上げを何回も繰り返して来た経験の中でもこんな感じになったのは初めてだった。
これ、絶対所謂バジルシード化した種が悪さしてるだろ。
バジルは生体に影響を与えるか
「水耕栽培でバジル育てて食べ放題だぜー」と、そんな勢いでバジルの種を植えたが、こうなって初めて考えてみると、私、バジルの事全然知らない…。
ましてや生体を取り入れたサイクルにバジルを使うのにこれではいかんだろうと、調べてみた。
・バジルシードの特性と成分
種の色は黒色をしており、水分を吸収することによって30倍に膨れます。膨張すると透明の膜が張り、タピオカとキウイを合わせたような食感をしています。また、少し土のような風味をもつことが特徴です。
へー。バジルすげーじゃん。
バジルシードは1g当たり1kcalです。食物繊維56%、タンパク質14%、脂質14%が含まれています。そのほかに、ビタミン・ミネラル・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどの成分をもちます。また、脂質はα-リノレン酸を含むオメガ3脂肪酸があります。
スーパーフードじゃん。
概ね生体への影響も少なそうな栄養成分の構成になってるし。
・バジルシードの毒性
!?
急に不穏なサジェストにスワイプする手が止まらなかったが、結論大丈夫っぽい。
→アブシジン酸っていう植物ホルモンがミトコンドリアの活動を阻害しちゃう可能性が示唆されていたけど、厚生労働省が出してる文書によると「幼児や子供を含めた消費者に危害が生じる可能性はないという結論に至った」
→アフラトキシンっていう発がん性のあるカビが、外国産のバジルシードから検出された事例がある。
日本のメーカー製だったからまあよかった。
・バジルの発芽
バジルの発芽は、バジルシードの周りのシールド形成から
バジルの周りに、ゼラチン状の膜がつくのです。 このゼラチン状になる特性をつかって、バジルシードダイエットがありますね。 このゼラチン状になってから2日ほどで、発芽がされます。 こうしてバジルの種から発芽が始まります。
てっきり白い食物繊維の塊が出てきたらもうおしめーだと思ってたが、そうではないようだ。
昨日保険を探していた自分が恥ずかしい。
推論
・水の白濁りはバジルの食物繊維が溶け出たもの。
コケや水草を摂取している生体に影響は少ない。
→少数の生態で実証してから生体の導入を検討する必要がある。
・腸内細菌が食物繊維で増えることから、水槽内の善玉菌に作用する可能性がある。
→硝化バクテリアにとってそれがどのような影響を及ぼすか観察する。
・モヤのような膜が張った種は、まだ期待していい。
無知は怖いなとしみじみ感じた出来事だった。
妄想を形にする!!と気持ちが流行り、事前に調べておくべき事がなされていなかったことは痛恨の極み。トライアンドエラーを許してくれ。
先程チラッと種の様子を見てみたら、先端が白く割れ始めている個体があり、発芽の兆しを感じた。
あるいは…。
照明が、照明がな、欲しいのじゃ