見出し画像

【香港99日間 #67】タクシー(的士)の乗り方・運賃・支払い方法など〜注意点もお伝えします

香港は基本的には地下鉄やバスが便利なのですが、移動を急ぎたいときや、疲れたときにはタクシーを利用するのも手です。特に旅行中は「時は金なり」ですので上手に利用しましょう。

今回の記事では香港のタクシーの乗り方や支払い方法について紹介します。


香港ではタクシーのことを的士といいます。発音は「ディッkシ (dik1 si6)」という感じで、タクシーっぽい音の響きがしますね。北京語では「出租车 (chū zū chē)」ですので、ここでも広東語と北京語の違いがわかります。

香港のタクシーは九龍や香港島では赤い色をしています。新界(ニューテリトリー)では緑色、ランタオ島では青色をしているそうです。下の写真には2種類の車種がたまたま写っていますが、左側が昔からある車種、右側は新しい車種です。どちらもトヨタ製です。最近、香港ではテスラ車がものすごい勢いで増えていますが、トヨタを購入していただいていて日本人としてはありがたい限りです。新しい車種は色が違いますが、東京でも最近よく走っているやつですね。

左が古車種、右が新車種

香港の街中、特に観光客がいそうで、車通りがあるところにはタクシーがたくさん走っていて、捕まらないことはほとんどありません。大きめの通りに
タクシーに乗るときには、道で手を挙げればOKです。また、Uberでタクシーを呼ぶことができ、支払いまでアプリ内で完了しますので、アプリをインストールしておいてもよいかもしれません。

タクシーが来たら、乗り込みます。旧車種では日本のように自動では扉が開かないので自分で開けますが、新車種は運転手が開けてくれます。大きな荷物があるときにはトランクを開けてくれますが、スーツケースなどが入り切らない場合はトランクが半分空いたままで走行しますので、落ちないようにしっかり載せておきましょう!

次に行き先を伝えます。行き先だけであれば英語でも大丈夫なことも多いですが、スマホのGoogleマップを指差すのが確実かもしれません。英語で伝えるときには「Could you take me (us) to 行き先?」のように言えばOKです。

もし行き先が伝わらないようであれば、駅の名前、通りの名前、大きなショッピングモール、など多くの人が行きそうな場所を代わりに伝えるとよいでしょう。

2023年11月の時点で、赤いタクシーの運賃は2kmまでは27香港ドル(約510円)、それ以降は200mごとに1.9香港ドル(約36円)です。これに時間ごとチャージがかかります。運賃は数年ごとに値上がりしていますが、東京の半分以下の金額です。香港は移動にはあまりお金がかかりません。特に複数人で移動するときにはタクシーを使ったほうが、便利で早くて楽で安いことが多いので選択肢に入れておくと良いでしょう。

今は円安かつ、物価高で多少高くなっていますが、昔に香港に来たときにはもっと安かった印象があり、もっとタクシーを利用した記憶があります。

タクシーに乗るときの注意点

まず、支払いに現金しか使えないことがあります。オクトパスやクレジットカードも使える場合がありますが、タクシーの運転手次第といったところでしょう。もしかしたら本当は使えるけど、現金のほうが色々と都合がよいですからね。もしどうしても、現金以外の方法で支払いたい場合には、乗車前に聞いてみましょう。英語で言うなら「Can you pay by Octopus card?」ですね。

現金で支払うときには、端数が出ることがよくありますが、端数はオマケしてくれることが割りとよくあります。例えば、42.3香港ドルのときには、50香港ドルを出すと、お釣りに8香港ドル返してくれる場合があります。無理して小銭を探さなくても良いです。

また、もう一つの注意点として、わざと遠回りされる場合もあります。最近は旅行者もGoogleマップをもっているので、その可能性は減ってはいそうですが。道がわからないと思われると被害に遭いやすくなりますので、外をよく見ているふりをする、スマホの地図を見ていることアピールをする、などすればよいでしょう。ただし、街中は一方通行も多いので、明らかに悪質でなければ、指摘しないほうがよいかもしれません。

オクトパスで払う場合の端末

タクシーをうまく利用して充実した旅にしてください!

聽日見!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?