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46才でほぼゼロから始めたロシア語、の話。

思えば4年前の2月5日から、週一で先生とのマンツーマンレッスンが始まった。ロシア語をゼロから習い始めたのは、厳密にいうと、その一年前、経済センターでの初心者グループレッスンから(月に1,2回。仕事で忙しく全く参加できない月も)なのだが、ちゃんと本格的に習いたい!と決めたのは、この日だ。


決める、とその方向に、動き出すものだ。


マンツーマンレッスンは勿論お高い。でも、グループレッスンとは比べ物にならないくらい理解が早く進んだ。


ちょうどその頃、体調を崩し自宅療養していたので、毎日一日中好きなだけロシア語の勉強をしていた。


習い始めてもうすぐ2カ月というとき、ちょうど今ごろだった。

友人が「そんなに楽しいんだったらロシア語検定試験、受けてみたら?」と言ってきた。

「え?そんなのがあるの?」


ロシア語の先生にも相談してみた。

「いいですね〜。チャレンジしてみましょうよ!」

背中を押して下さった。


早速、過去問を取り寄せ、解いてみたが、1割しか解けなくて、愕然とした。

でも、先生の説明がわかりやすくて、どんどん、どんどん理解していった。

5月末に試験を受け、文法、露文和訳、和文露訳、朗読、各項目6割以上で奇跡的に合格した。ダメだと思ってたから、ホントびっくりだった笑

この体験は、大きかった。かなり。


先生は、検定試験問題は良くできている、と言っていた。設問以外の文法知識も理解してないと解けないようにできているから、大体網羅されていると。

なので、私はずっと、ロシア語検定試験問題を使って、検定試験合格を目安に勉強している。一年後に3級に合格し、おととし、2級を受験し不合格(全項目半分以下)。昨年はモスクワに留学中だったので受験できなかった。1,2級の検定試験は年に一度10月のみ。なので今年はがんばりたい!


最近、同じくらいの年齢の方にロシア語を教え始めた。その方もゼロからだ。

「私は自分がやってきたようにしか教えられないのですが、それでよければ。」と。

なので、今、4年前の自分を思い出している。

そして、「教える」ということは、自分の学びを深めることになることを日々実感している。

今日も、準備をしながら、基本のあやふやな箇所がわかった。

ありがたいことだなぁって、しみじみ思う。

しあわせだなぁって。。。


今まで流した涙も葛藤も、今ではキラキラ輝く宝物となって、今日のワタシヲハゲマシ、マエへ、オシダシテクレルノデス。








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