5分で分かる 未来の教育に必要なこと
時代は止まることなく、進み続けている。 100年の間にも、車、携帯、冷蔵庫やエアコンは様々な形に時代に合わせ変化してきた。
しかし、教育だけは100年経っても変わっていない。
これはTwitterで見た記事ではあるが、全く変わっていないのが分かる。これには恐怖すら覚えた。
不登校は10万人以上いるが、約1割は今の教育に合わないという理由からだ。
私が教育実習にいって、1番初めに感じたのは、生徒の目が死んでいるということだ。こりぁ不登校は出るはと思ったし、これは何とかしなければならないと思った。
では、どのようにしたら時代にあった教育になっていくのだろうか。
最近は子どもに主体性がないと言われる。しかし、これは子どもに原因があるのか、教師に主体性がないだけなのか。教師に主体性がなければ子どもからも主体性は生まれない。
私達は同じ年齢で、同じ制服を着た人達のコミュニティにしかいなかった。だから、違うことを恐れ、様々な価値観を得ることが難しかった。しかし、色々な立場の人が集まり、対話することによって新たな価値が生まれる。
年齢や障害、性別に関係なく様々な出会いから、新たな価値が生まれ、人生をデザインすることができる。
教育に対しての問題はみんな理解している。ここ100年であらゆる国によって良い教育というのは実践されてきた。これを公立にシステム化していくことが必要になってくる。
今、教育に色々不信感はあるが、教師が悪いのではなく、システムが悪い。システムを変えなければ何も起きない。
だから、私も教師として学校を内側から変えるのは難しいと思ったので、外からアプローチしていきたい。
昔はできたこと、成長を褒める祝福モードであったが、今は評価のモードに変わっている。
幼児教育から小学校の教育の移行は、遊び浸ることから学び浸ることへ。
教育とは信頼して、任せて、待って、支える。
遊びと学びが別々になっているが、同じでなければいけない。
学びのコントローラーは子供が持つべき。親が持って操作してはいけない。人生を切り開くのは自分だ。
画一一斉授業は平等な授業ではない。苦手な教科を焦らせ、得意な教科を伸ばせない。先生からしか学ぶことができず、子供同士で学び合うことができない。
講義型の授業は学びの定着率が5%という研究結果が出ている。
これからは自分に合ったペースで学んでいくことが必要なである。しかし、ただ個人で行わせると孤立化を招いてしまうので、先生や仲間が支えることが大切である。
時間数の確保が目的化された教育ではなく、一年通して、何を学び、どんな力をつければいいのかを重視した教育を展開しなければならない。
教師は一度子どもの目が輝いている瞬間やワクワクしている瞬間を見たら、辞めれなくなる。
物事の本質を言葉にしていくことが必要である。例えば「無とは?」「存在とは?」「良い学校とは?」「良い学びとは?」のような哲学を子供と対話しながら会話していくことが、これから大切である。
学校は、子どもと教師が対等になって作るもの。子どもが安心して学びやすい環境を作るためにも、子どもの意見を取り入れることはとても大切である。
これからは、常に変化する新しいものを受け入れる力が教師には必要だと思う。トライ&エラーを繰り返して、正しい答えがあるからそれ通りにやるのではなく、その時代にあった答えを得るために教師も学び続けなければならない。
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