適正給与で働いていますか?
美容師様向けのnoteになります☆
スタイリストになって、時間が経つにつれて(20代→30代→40代→50代になるにつれて)
「お給料」というのがリアルになってきますよね。
いくらぐらいが適正なの?
沖縄県内では?県外では?
そんなことを書いています。
スタイリストのお給料目線です。
いや、ぶっちゃけ沖縄県内と県外って、美容師だったらあんま額の基準って変わらないと思いますよ。この後書いています。
なのでこのnoteの考えは全国一律でいいと思うんですよね。
よかったら自分の給与と、照らし合わせてください。
個人的主観も入ってはいますが、実際にいろいろなデータを集めたり、多くの経営者と話をしたりしてまとめたnoteです。
結構リアルなことを書いています。
お勤めの美容師さんも
人を雇っている経営者さんも
フリーランスの美容師さんも
是非ご覧ください。
そもそもなんですが、
沖縄県内、県外、あまり給与額に差はあるべきではないと思います。
提供価格と固定費などが、県外とそこまで大きく差がないと思うんですよね。業種的にも。
異常なくらい沖縄の料金(勤めているサロンの料金)が全国平均と違う(破格な程に安い)のであればそうなるかもしれないですが、とてつもなく大きな差ってないと思うんですよね。もちろんサロンによってはかなり価格設定下げているところもありますからそういったところは人数リカバリーをしない限りは落ちるでしょう。
でも「美容師も沖縄だから給料安いのは仕方ないよ」って言っているオーナーがいましたら、完全にそれ「ウソ」だと思うんですよね。
そもそも家賃設定とか都内なんかより安いし、内地とそこまで変わらない提供価格でお店をやっているのであれば、あとは店舗の運営、経営方法の問題なはずなんで。
それなりにお客様入っているなら、多分けっこうオーナーさんが抜いてると思います。もちろんお店だったり会社に利益を残したりはしないといけませんが、そこは削ってはいけないところじゃないかな〜。
働いている人は気をつけた方がいいと思いますよ。
勤めている美容師さんのお給料の設定というのはオーナー(経営者)が全てを決定していますよね。
「どうやってそれを決めたか」
聞いてみるといいですよ。
多分大体のオーナーは
「周りの相場で」
「美容業界はこれくらい」
とか言うんじゃないですか?
大切なのは「今の時代」に合った美容師の適正率で算出されているか?
ということです。
下手するとそのオーナーさんが作ったのって、何年も前、下手すると何十年も前の設定ですよね?
時代変わってますよね。
フリーランスの美容師さんだったり、業務委託サロンで働く美容師さんも増えてきました。
最低賃金だってどんどん変わっています。
美容業界の給与に対する考え方もここ数年で変わってきています。
つまり、
ここ最近において、
給与設定が良いor最近で歩合率を含めた内容などを変えていないと、元々の低賃金設定になっている可能性が高いです。
オーナーさんが
「周りの相場で」
「美容業界はこれくらい」
とか言ってしまうようであれば、そもそものお店の「価格設定、単価設定」なんかも周りの他所のサロンと同じくらいにしているでしょうから、
給与の設定もそうなってしまうでしょうね。
低賃金長時間労働の俗に言う「今までの美容業界、the BLACK!」な時代の仕組みでお店が運営されているのでは。
美容業界はですね、
新たなフェーズに入ってきてると思います。
今までしっかりと取得してきた技術を元に、
「稼げる」
「時間を有効的に使える」
そんな風になっていかなければいけません。
その予兆を感じさせるサロンじゃないと、今後も勤めるのちょっと厳しいかな〜。
自分だったらそういうの感じさせてくれるところでしか働かないかな。
働きアリにさせられるだけですよ。
ただですね、勤める側の人も勘違いしてはいけないのは
「高い技術を持っている」
「多くのお客様から指示をもらえる」
そして
「売上を上げられる」
そんな美容師は稼げて、時間を有効的に使える時代だということです。
「技術が低い」
「お客様がつかない」
「売上を上げられない」
そんな美容師は、申し訳ないですが難しいです。
そしてそういう美容師はどうしても高待遇の環境下に身を置くことはできないかと思います。
厳しい言い方ですが、サロンからしたら必要ないですからそんな人。
人数合わせでは入れてくれるかもしれないです。
若かったり、これからの伸びしろがあるのであればまだ良いんです。
尚且つ向上心があれば。
そう言った人は可能性たくさんあるから、必要とされます。
年齢を重ねていって、向上心の見えない、やる気の見えないスタイリストに関してはかなりシビアになっていくと思いますよ。
そういう人は申し訳ないですが条件悪いサロンにしか勤められなくなってしまうかもしれません。
そのうち「こんな状況が続くなら美容師辞めようかな…」って40代で思うはずですよ。
自分が書いたブログ「美容師の賞味期限考えたことありますか?」
ホットペッパーから見てください。
リアルですよ。
今変わろうとしない人は、今後も変わりません。
美容業界は、
結果を出す為に努力する人は、結果を出して給料を取れる業界だと思います。
結果を出そうと努力してない人は、結果を出せない業界で給料は低くて当たり前の業界だと思います。
焦る気持ちを感じる人は、今すぐアクション起こさないとお先真っ暗ですよ。
業界がBLACKにしてるんじゃなくて、あなたが自分自身をBLACKに導いています。
さて、改めまして数字的なことを表記しますと、
40、50、60
自分はこれくらいが一つの基準かと思います。
正社員採用の一定規模サイズのサロンで複数人で営業
アシスタントがいる 歩合率40%
これくらいは欲しいところですね。
正社員採用の個人店サロン、マンツーマン形式
アシスタントいない 歩合率50%
これくらいはあるといいかな?
賞与は各サロンの歩合率や社保状況(規模)によって異なると思いますので、一概には言えませんが、あったら嬉しいですよね〜笑
%は歩合給で考えず、賞与や大入り、お小遣いお年玉お祝いなど他のものも含めた総支給で見るのがいいと思います。
つまり年間で考えた方がわかりやすいかな。
年の総収入と年間売上を比較して考えるといいと思います。年収は手当とかを全て含めた額です。
今後は社会保険加入サロンの複数人営業
アシスタントありでも
40%とかを当たり前にしていくべきかな〜。
その方がいいと思うけどな〜。
今後は売上条件などを調整して一定の高い数値まで出せるスタッフであればそれ以上の%にもできますよね。
不可能じゃないはずですよ。
委託やフリーランスに関してはもう50%設定の時代じゃないですよね。
今の時代なら限りなく60%設定に近いお店の方がいいんじゃないかな。
もちろん条件などによると思うので一概に言い切ってはいけませんが。
上記すべて「スタイリスト」に関する給料です。
アシスタントのお給料に関しては、まだまだ水準としては低いかもしれません。
ただ、業界の中でも先陣きって25万、30万に持っていくところもこれからは増えていくはずです。
お店全体での生産性を作れる、アシスタントが個人としての生産性を作れる
これらがしっかりと形としてできればこれくらいの給与設定にしてもできるはずですけどね☆
こんなのも不可能じゃないと思います。
ズバ抜け売上を上げるオーナーのいる個人店なんかのスーパーアシスタント(生涯アシスタント)だったらそもそも30万とか40万でも全然アリかな。
アシスタントのお給料ももちろん大事なんですが、
スタイリストになったら「稼げるんだ!」ってのをアシスタントに掲示していくこともとても大切だと思うんですよね。
だからスタイリストの給与はしっかりとお店で考えた方がいいと思います。
さて、そんなこんなで給与のことを書いてみましたが、
いかがでしょうか?
つまり、
アシスタントのいる一般雇用サロン 40%以上
アシスタントのいないマンツーマン一般雇用サロン 50%
業務委託、フリーランス形式でのマンツーマンサロン 限りなく60%に近い
この数字らへんがいいかと思います。
ちょっと前はこれが、30、40、50くらいなイメージだったんじゃないかな?
どんどん時代変わってきてますからね。
稼いでくれる人はお店に残ってもらった方が絶対得ですよ。サロン側にとっても。
スタイリストとして
3年活躍して独立or移籍してしまうのと、
10年間サロンで頑張って活躍してもらうのと、
どちらが有益か考えれば簡単だと思います。
経営者側としての給与を設定するのは、とてもシビアなことですよね。
初めて給与の設定を決めるときに、新たに作り直すときにやった方がいいと思うことは
「経営者自身が自分で考えて額と責任を持つ。それに合わせてサロンの運営方法や、やるべきこと、アクションを決めていく」
上記なんかも書いていますし、一定の基準(%)はしっかりと持っていた方がいいですが、
オリジナルを考えることが大事だと思います。
他店の給与設定とかをスライドするのとか真似するの絶対やめた方がいいですよ。
何回も何回も計算して、
そこに責任があるわけで。
お店であり会社の利益を残しつつ、できるだけスタッフに還元もできる折り合いのつく設定をしっかりと探す。
「できるだけスタッフに還元できる?」
「そんなじゃうまくいく訳ないだろ」
「スタッフにはギリギリの設定で辞めないように働いてもらった方がいい」
とか、古い経営者は考えるかもしれませんが。
いや、時代違いますから笑
それでも「うまくいかせる経営者の力量」が、今、今後、必要なんじゃないですか?
だから変えた方がいいですよ。
美容師は稼げる仕事なんだって
思ってもらえるようにしないと。
いや、賞味期限ありますしね笑
指名、フリー、新規などで還元率を変えるのも悪くはないと思うのですが、
自分のサロンなどは一律にしています。
その方がお客様に入客したときにしっかりとした「提案」をスタッフがしてくれると思うんですよね。
指名の方が%高いと、フリーや新規よりも指名に力を入れて時間やパワーをかけてしまうような傾向出ちゃう感じするんですよね。
だから一律にしてます。
そこは経営者さん次第かと思いますが、別に一緒でいいんじゃない?って自分は思ってます。
%で調整するのではなく、指名料バックとかの方が理に適ってるのかな〜って思いますけど。
今サロンに勤めている方に伝えたいのは、
経営者にいろんな意味で変わるスタンスが無いなら、そのサロンで勤め続ける意味って、無いかな。
おもしろいビジネスアイディアも出ないだろうし、勤め続けるほどきつくなっていくでしょう。
人生一度きり、時間は全て有限
あなたの美容師人生、今まで築いてきたキャリアを無駄にしない方がいいですよ。
専門学校に200?300?万払って勉強して資格取って、
営業後も毎日のように練習して、
休みの日も講習行って、
自己投資してきたんじゃないんですか?
自己投資してきてない人は今からでもしっかりとそこに取り組んでから自分の価値を高めてください。
そうすれば高待遇のサロンで活躍できる可能性あります。
そういう気無いんなら、未来ないです。現実的じゃないです。
どんなサロンに勤めるかも自分次第。
自分で選択していくことかと思います。
良い環境下で働くことはとても大切です☆
いやぁ〜長文ご購読ありがとうございました。
経営者によっていろいろ給与設定は考え方あるけど、今後はこれくらいが当たり前なんじゃないかな?と自分は思っています。
何かヒントになったり参考になれば本望です☆
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