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日本の今後の給料って(美容師編)

美容師さんのお給料をメインに書いていますが、他業種なんかにも通ずることかとも思います。

美容師様もお客様も、是非ご覧ください☆

長いお話ですが、必ず為にはなると思います。

諦めずに読んでみてくださいね笑

物価上昇…!!

最近買い物なんかに行くと、とっても実感しますよね!?

電気代も痛いですよね〜
こないだQoolonの電気代4万近くでショックでしたよ〜

物価が上がっているのに!?
お給料はどうなっているんだ!

そうです。今回は実に生々しいお給料のお話です☆

「日本は給料が上がらないことが問題だ」「他の各国は上がっているのに」と、よく言われていますよね。

日本の賃金に関しては、

以前より確かに「最低賃金は」上がってきているんです。が、

「休み」「労働時間」

そういったのを尊重する時代になり、

残業が以前より減ったり(良いことではありますよね)
出勤日数が減ったり

最低賃金は上がっている(時間単価が上がっている)が、そもそもの労働時間が減っている。
それにより生産性が伸びていない。

つまり生産性が伸びていないのだから
「実際の月収やら年収って、そこまで変わらなかったりします」よね。

ただ確実に休みは増えたんじゃないですか?労働時間が減っているので。

働き方って年々色々変わってきて、有給を必ず取りましょう(最低年間で5日以上)とか、残業無くして労働時間厳守しようとか、週休3日に取り組む会社だって出てきたり、色々変わってきているはずですよね。

ただ、そこで賃金をイーブンではなく、上げていくために

「仕事の質」

が問われていくんですよね。

仕事の質。クオリティであり、価値であり、それらによって生まれる生産性です。

美容室で言ったら、

「限られた時間で」
「限られた日数で」
「いかに高い技術を」
「価値あるものを」
「見合った価格で提供できるか」

そこにたどり着いてくるわけです。

それらを無視して時代に反することをしてでも生産をしていく方法として今あるのが、美容業界で言えば
「業務委託形式」かと思います。
今、美容業界は業務委託形式のサロンで働く方も多いですよね。
お客様からしたらわからないことかと思いますが、美容業界って今そういう形式のサロンが多いんですよ。増えてる。
やたらスタイリストが多い美容室でカット料金が2500円〜4000円くらいだとそういった系式のところ多いんじゃないかな。
そこにいる美容師さん達は「雇用」という形式ではないんですよね。
各々が個人事業主ですから、労働時間という概念はありません。雇用ではないので。

薄利多売でも働く時間を多く取って、多くのお客様を担当して生産性を作っていく。

自分は業務委託も悪いシステムだとは思わないし、頑張っている美容師さん達すごいって思っていますよ。
全然否定的じゃないです。けっこう肯定派です。
わけわからん雇用条件のよくない正社員雇用サロンいるよりはそっちの方がよっぽど良いですよ。
稼ごうと思えば、稼げますしね。

ただですね、
だからこそ、正社員で従業員を雇用するサロンは

「限られた時間で」
「限られた日数で」
「いかに高い技術を」
「価値あるものを」
「見合った価格で提供できるか」

ここに対してどれだけ真剣に取り組めるか。

そしてそこで働く人達も、雇用する経営者もどれだけこれを真剣に考えられるか。

いいじゃないですか。差別化になって。
どんどんそこを明確にしていけば。それが大事なんじゃないですか?

正社員雇用でのメリットをしっかりと作っていく。
それらも大切なんじゃないかと思います(規模にもよりますが、賞与、社保、福利厚生等々。労働時間、休日ももちろんです。Qoolonとしても、もっともっとアイディアを出して努力しないといけないです)

もちろん業務委託形式で働いている方々も先々を考えていくと今のままじゃまずい。。。って思っている人も多いのではないでしょうか?
ずっとこのままだと、きつくなるのが目に見えていますよね?

先々を考え、どうやってうまくシフトしていくのか。

そこでしかないと思いますよ。今後。

さてさて、お給料の話に戻りますが、

先日、経団連の新年祝賀会があり、岸田総理大臣が「インフレ率以上の賃上げをお願いしたい」と言っていました。

経済同友会のトップに内定しているサントリーHDの新浪社長は「6%の賃上げを決めた」とのことです。

ユニクロを運営するファーストリテーリングは正社員給与を最大4割近くあげるようですね。

素晴らしいですね☆

美容業界って今後どうなるん?
上がるん!?

鬼橋的見解(鬼の高橋)では、

現実的に考えて、美容師のベース給料が上がることって、大きくは無いと思うんですよね。
多少は上がりますよ。多少は。
うちも昨年多少はあげました。

ただ、美容業界が今後上がるとしたら、歩合率です。
ここじゃないかな。

ただ、ここの歩合率というのも、全体的に上がるのではなく「一定以上」の歩合に関して上げれるのかなー。
と思います。

自分が過去noteでも

「売上を上げれる人は稼げる業界です」
「売上を上げれない人は稼げない業界です」

と書いていますが、それが加速していくかと思います。

全体の給与自体を上げることが「今の日本の大多数のサロンにおいては難しいかな?」と思います。

かなりの売り上げが上がっているお店であったり、複数店舗を抱えて大きな額を動かしているサロンであれば、できるかもしれません。業界で5%未満のサロンだけじゃないかな。
ここらへんのサロンはベア(ベースアップ)する可能性もあるのでは?と思います。
あとはそもそものベースが低いサロンがあげることは可能ですね。

なぜ大体数のサロンができなのかと言いますと、
美容室のビジネスって、そもそも利益率が「高くない」業種ですので、給与として出せる限界ってあるんですよ。
これは自分も経営者になってよくわかりましたが。
会社に残る利益率がそもそも低い業態なんですよね。

従業員の給料の%。
これも過去noteで書いていますね。
40、50、60の%ぐらいだと思いますよ。
これぐらいがある程度のMAXです。

もし従業員の立場で、より給料をあげたかったら自分自身の売上を上げないと。

売上をしっかりと上げれる従業員の給料を「より」上げることは可能です。
だってお店であり会社に残る利益分も増えるからです。
だから売上げられる人の歩合率は伸びる可能性あるかな。

売上のない人のお給料を上げてしまうと、人件費が経費を圧迫してダメになります。
つまり個人が努力しないといけないんですよ。

できる人とできない人の差がより出てくる。

できない人は「辞めていく」

できる人は「稼いでいく」

そしてですね、

その間にいる

売上を上げれないから稼げない。でも美容師を続けていく人(本人にスキルの問題)
売上を上げれるけど稼げない。でも美容師を続けていく人(お店の給与設定の問題)

が一番きついゾーン。

もし続けていくんなら、

苦しんでやり続けることになるでしょう。

それともそこから脱却できるように、

「自分のスキルを変えて上がっていくか」
「お店を変えて給与設定の良いサロンで上がっていくか」

そこになってくるんじゃないかな。

さて、未来を変えるために、

あなた自身が変わるために、

動きますか?

それとも
動きませんか?

動かない人は一生上がらないですよ。
今後は落ちる一方。

動きたいけど何をすればいいかわからない。。。

という美容師さんは

まずQoolonのカット講習会に来てみてください。

それがスタートラインに立てる一歩に繋がるかと思いますよ☆

大切なのは

「考え方」

「取り組み方」

です。

美容師が20代30代のみに限らず、40代以降でも美容師として活躍しながら、しっかりとした所得を作り出せる未来を構築していく。
そのためには技術はもちろん必要ですよ。

あとは重要なのはアイディアね☆

そんなところに鬼橋は力を入れています(今後もっと力を入れていきます)

と、今回は日本の今後のお給料について書いてみました〜
なかなかなリアルなことですね笑

極論、何をこのnoteで伝えたいかと言いますと、

「今後の美容業界は本当の意味で実力主義になっていきますよ。美容師さんも未来に真剣に目を向けないといけないですよ」

ということです。

長文ご購読ありがとうございました♪

Qoolon 高橋


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