どうしても惹かれてしまうから

最近の“ジャニーズ事務所”といえば、世間的にはどうしてもマイナス色が強いイメージになってしまっていて、ジャニヲタをしている身としても、事務所内のお家騒動だったり、所属タレントへの風評被害など、どう足掻いても目を背けることができない事柄がある。

このnoteは あくまで いちジャニヲタが 懲りずジャニーズを応援する理由を壁打ちするだけで オタクなら事務所の騒動を 見て見ぬふりしよう、擁護しようよって話ではないし、オタク目線から世相を切ってやる！なんてつもりはさらさらない。
もしかしたら、ここまで事務所内の不祥事が世間に曝されているのになおジャニーズをアイドルとして応援しているなんてお花畑だ 盲目すぎる なんて思われてしまうかもしれないけれど、わたしはどうしてもジャニーズのエンタメに魅了されてしまうオタクで。

たとえば、これまでジャニーズ事務所に所属していたタレントが独立や退所などをしてしまった途端に、今まで応援していたことが嘘かのように興味がなくなってしまう。

もちろんそこに「これまで応援してきたのに辞めてしまうなんて裏切りだ」なんてつもりは一切ない。
彼らには彼らの人生があるし、彼らが培ってきた経験値を他で活かしたい、試したい、視野を広げたい、等の思いは尊重したい。
そもそもそういった発想になることは 表舞台に立つ人間として、エンターテイメントを極める人間としては妥当ですらあるのかもしれない。

辞めていった彼らが、セルフプロデュースのために個人でSNSを開設したり、海外進出していたり、枠に取らわれずに人脈を広げていたりと活躍の幅を広げていっているのを横目で見ていると素直にすごいと思う時だってある。
だからこそ、事務所を辞めることに対して批判的ではない

でもわたしは身近にいるような錯覚をさせつつも、決して触れられることのできない一定の距離感を保ち 古典的な偶像を貫き続ける”ジャニーズアイドル”が魅せてくれるものが好きだからこそ独立や退所をして事務所を離れていってしまったタレントへの熱は冷めてしまうし、途端に知らない世界の人の様に見えてしまって謎の委縮をしてしまう。

正直、ここまでSNSが主流となった世の中で、各種公式SNSを開設するのが遅すぎたり、肖像権をガチガチに守りすぎるが故に、事務所タレントにもともと興味がある人以外にはあまり魅力が伝わらないだろうっていう事務所の古すぎるプロモーションを見ると もどかしすぎる 時代錯誤すぎるな と思うことだって多々あるけど。

それでも、彼らがステージ上で魅せてくれる絶対的で儚い輝きを見逃したくはないし、同じ事務所 所属といっても、各グループごとによって毛色や個性は異っているから一概にこういうところが好きとは言いきれないけど、それぞれのグループの成長なんかは見ていて面白いし、感動だってする。
特有のライブパフォーマンスや、メンバー同士の距離感やそれぞれの背景なんかにはドラマがあるし、青春がある。わたしはそれが行きつく先を見届けたい。

そして、こんなにも、強く辛辣な世間の目に晒されてもなお“ジャニーズ事務所の所属タレントとしてジャニーズらしいエンターテイメントを”と胸を張って言い切ってくれる子たちもまた、我々オタク同様にどうしようもなくジャニーズのエンタメに魅了されていて その中で自分たちにしかできないものを創りたいと試行錯誤をしてくれているんだと思う。
だからこそわたしは彼らがそう言って、ジャニーズイズムに対して オタクと同じ夢を見ている間は、信頼して応援したいし、彼らの想いが、将来が、絶対的にいいものであってほしいと願い続けている。
そして、君たちが君たちらしく創りだす 最高で究極のジャニーズエンターテイメントでオタクたちを酔い狂わせてくれ！！！Show Must Go On！！

推しよ、幸せであれ！！！！！！