人を信用するときの基準は何ですか?
信用するときの基準とは?
それではいただいたご質問です。
ということで、ありがとうございます。
これ「人は読まない、見ない、信じないものだ」と言ったのは、書き物に関してのことだったと思います。ちょっと僕、どこで言ったのかわからなくなってしまっているんですが、これは少し内容が違っていて、そのときに僕が間違ってお話をしているかもしれませんので、今から正しいお話も交えてお答えして参ります。
「人は読まない、見ない、信じない」ではなく、「人は読まない、信じない、行動しない」、この3つなんですね。
この3つがセールスライティング。人を行動させるために書いている、「物を買ってくださいね」、「あなたのメールアドレスを登録してくださいね」、そういう意図でつくっている長いページとかありますよね。「ランディングページ」、「LP」と言われているものなどです。
あるいはメルマガやLINE。それを、そもそも人は読まないですよ。見ることはあっても、ちゃんと読むことはない。ちゃんと読んでも、そこに書いていることを信じないですよ。信じることがあっても、「買ってください」、「メールアドレスをご登録ください」までの行動を起こしませんよ、ということがセールスライティングで言われている3つの原則なんです。
なので、ライティングをしていくときに「どうしたら読んでもらえるだろうか」を考えて書かなければいけないし、「どうしたら信じてもらえるだろうか」を考えて要素を入れていかなければいけない。そして「どうしたら行動してもらえるだろうか」ということを考えてオファーをつくったり、ページのデザインを考えなければいけません。
なので、これはライティングの世界のことですから、ふつうに人と人が話すときとはちょっと話が違います。ひょっとすると僕、この話をしたときにコミュニケーションと絡めてお話をしてしまっていたのかもしれませんし、それで誤解を与えてしまったかもしれません。ごめんなさい。「人は読まない、信じない、行動しない」というのは、ライティングですね。書き物の世界においてのお話です。
ただ僕は初めて会う人も含めて、人と話すときにその人のことを疑って話をすることは、ほぼないですね。信用せずに話をする。「この人は信用にたる人間かどうか」みたいなことを考えながら話をすることはないです。なぜかというと、こちらが「信用していないぞ」と思っていると、それは相手に伝わってしまうからというのが一番大きいです。
あと、そもそも信用しない人と話をするのが嫌じゃないですか。なので「この人はちょっと信用できないかもな」と感じたら、まずその人は話をしないですね。もう直感で「信用できない人」と思ったら、話さないことがベースです。
話をしていく中で「あれ?この人の言っていることちょっと違うぞ」とか「胡散臭いな」とか「信用できないな」と思うポイントは、もう指摘していただいた通りですね。その人の微表情とか声のトーンとかピッチがおかしいと感じることです。
どうおかしいかというと、一致していないということですね。簡単にいうと「そうですよ」と言いながら首を横に振る「NO」の仕草をしたり、「違いますね」と言いながら頷くとか。これはもうあきらかにおかしいわけじゃないですか。言動不一致になっている。
また繰り返しになりますけど、「この人あまり信用できないな」と思ったら、その人と話すのをやめます。関わるのをやめる。絶対関わらなければいけないのであれば、距離をとったお付き合いをする。ということでお答えになっておりますでしょうか。
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