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千年鯨の旅日記 in奈良2

0.前回のあらすじ

 岐阜で合流した私と母は朝食後に安八スマートインターから奈良へ高速道路で向かう。
 途中、城陽市で迷った後なんとか解決して奈良県にたどり着いた。
 大仏殿、遠くから見てもわかるくらい大きいね。

1.鹿さんを目撃

 宿泊したホテルはMIROKUという名前のホテル。
 THE SHEARE HOTELが運営しているらしく、以前函館で元銀行を利用したホテルもTHE SHEARE HOTELの系列、支店?らしい。
 ちょっとしたつながりを感じて感激しながら車を降りる。
 このホテルのすぐ近くには大きな原っぱがあり、鹿がのびのびとしていた。
 地元の人なのか自宅前から鹿せんべいをあげている老夫婦が降り、それぞれが取り合っていた。

 鹿はとても可愛い。
 喧嘩をするときは立ち上がって前足をバタバタとしている。
 ああ、なんて可愛い喧嘩なのだろうと心がほっこりした。
 ……この時の私はすごく平和だったと思う。
 鹿は本当は怖いところもあるってことを忘れていたからだ。

 鹿の光景にうっとりした後に私たちはホテルに行き、荷物を預けてもらった。
 お昼ご飯をまだ食べてなかったのですごくぺこぺこ。
 いざ、ならまちの気になるカフェに移動した。

2.小説の舞台、ならまち

 奈良には小学生の頃、家族旅行や修学旅行で訪れたことがある。
 子供の頃の私が知ったのは、奈良には大きな大仏や有名な寺があること、そして鹿がたくさんいることだ。
 しかしながら、ならまちというのは存じていなかった。

奈良まちはじまり朝ご飯

 そんな私がならまちを知ったのは小説だ。
 奈良まちはじまり朝ごはんという小説である。
 スターツ出版で作者はいぬじゅん先生。
 ならまちが舞台であり、朝ごはんにまつわる心がほっこりとする小説である。
 読んでいると自然とならまちに対して興味がわいてきた。

 ならまちという地名すら知らなかった私は、古き良き街並みを見てみたいと思ったのだ。
 寺ばっかりだと思っていたけれど、私の知らない魅力があるのだろうとわくわくする。
 他にもならまちが舞台の小説を読んで強い興味を抱くようになった。

奈良町あやかし万葉茶房

 次に読んだのは奈良町あやかし万葉茶房。
 双葉社出版で作者は遠藤遼先生。
 どんな物語かというと、あやかしが見える男子高校生が万葉集の歌を用いて問題を解決する物語。
 こちらも心がほっこりとして、おいしそうなものがでてくるのでおすすめだ。

 二つの小説に出てくる古き良き街並み、優しい雰囲気。
 想像だけでは物足りない、これは実際に足を運んでみたいと思った私はさっそく奈良へのアクセスを調べていた。
 で、なんとなく母に奈良に行きたいと話をしたらあらー、私も行くわと親子旅になったのであった。

4.古民家カフェ カナカナで昼ごはん

 昼ごはんは古民家カフェであるカナカナで昼ご飯を食べた。
 どれにしようかなと悩んだ後、カナカナごはんを食べることにした。

 どんなメニューかというと、とても健康なメニュー。
 栄養満点で体がとても喜ぶものだった。
 ああ、いいね。こんなバランスのよい食事と感激。
 個人的におおーと思ったのは柿の白和え。

 柿って食後のデザートもしくはおやつに食べるイメージがあったからおかずになるのかと驚いた。
 白和えなら作ろうと思えば作れるかもしれない。
 普段の料理には取り入れてみたいと思った。

5.次回予告

 ホテルにチェックインした私と母は一旦休憩。
 その後、晩御飯をどうしようかと真剣に話し合う。
 晩御飯を求めて夜、ぶらついた私たち。
 夜の奈良の風景を堪能することになった。

 次回もお楽しみに!!


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