千年鯨の旅日記 夏の日帰り旅 大阪編
1.そうだ、大阪に行こう
京都と滋賀に続いて次に行くとしたら大阪。
数年ぶりに大阪に行くことになった。
昭和レトロな喫茶店が好きな弟がよく大阪に行くという話を聞いていて行ってみたい欲が出てきたのだ。
というわけで猛暑の中、高速バスで大阪に入ったのだった。
2.大阪もとても暑かった
京都と滋賀は盆地だから暑いけど、大阪はコンクリートアイランドだからとても暑い。
地元と同じくらい暑いじゃねえかと汗をだーだーかきながら歩く。
日本の中で一番涼しいのは鍾乳洞しかないじゃないかと思うくらい、暑かった。
さて、私が歩いた場所は千日前、難波、サムハラ神社、鶴橋駅辺り。
けっこうぶらぶらと歩いたと思う。
すべて書きたい気持ちはあるが、それをあげたらキリがないので印象に残ったものを書こう。
3.サムハラ神社
大阪の中心部に小さな神社がある。
その神社はあまり大きくない神社なのだが、なぜかちらほらと参拝客が訪れているという情報を弟から聞いた。
サムハラ神社という名前は昔、ポプテピピックというアニメで聞いたことがあり、なんとなく調べたことがある。
小さいけれど、何かしら大きな力があるのだろうかと気になったので行ってみることにした。
周りは会社やマンション、公園などというひっそりとしたところ。
一見、どこにでもありそうな、住宅街の中にありそうな小さな神社に見える。
しかし、このサムハラ神社には指輪のお守りがある(転売対策とかで完成するのは数年後)とか、神様がすごく神秘的だとかという話があるとかで参拝客がたくさん訪れているという。
一番有名なのは岡山にある方でそこは呼ばれた人しかたどり着けないところらしい。
百聞は一見に如かず、意外とすごい神社であることがわかった。
今度は岡山の方にも行ってみたいものだ。
車のアクセスが一番楽とのことなのだが、私は車の運転できないので行くとしたら折り畳み自転車が最適だろう。
元気に生きている内は挑戦してみよう。
4.旅の締めに鶴橋で焼き肉を
暑すぎて体力が消耗しつつあるし、大阪と地元の距離は鉄道で約2時間ほど。
というわけで15時には帰り道を意識するのだが、どこから帰ろうかと悩んだ。
事前に近鉄の株主優待券を購入していたので近鉄で帰るのは確定。
特急で帰るので始まりの難波駅からか、停車駅の一つである鶴橋駅からかと悩む。
鶴橋は焼き肉で有名だと聞いたことがある。今まで行ったことはない。
せっかくなら行ってみようかと思い、地下鉄で鶴橋にアクセス。
鶴橋駅周辺は焼肉屋さんだらけだった。焼き肉屋さんランドと呼んでもいいくらい右も左も焼き肉屋。
なんてすごいところなのだろうかと驚く。
それと同時に私は緊張していた。というのは人生初の一人焼肉になるというのだ。
今まで焼き肉を家族や友達と食べたことはあるが、一人で肉を焼いて食べるのはしたことがない。
焼き肉の容赦ない炎に屈することなくなんとか食べることはできるだろうかと不安になった。
そんな不安は店に入った瞬間なくすことにした。
そうしなければ焼き肉を楽しめないから。
ひたすら一人で焼く焼き肉はおいしかった。
肉と炎の戦い、そしてビールと肉がよく合うこと。
これから2時間半くらいの帰宅をする自分にとって、猛暑の中必死に歩いた自分にとって良い食事だった。
また大阪に訪れたら、焼き肉を食べよう。
そう思った。