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千年鯨の旅日記 in札幌 2日目の朝と地下鉄

0.前回のあらすじ

 札幌駅前をぶらぶらしながら歩いた私と母。
 美味しいものを食べてゆっくりと旅の疲れを癒すのであった。

1.朝ご飯は北海道大学のカフェで

 大学って大学生か教職員、売店や食堂などで働く人しから入れないと思いがちなのだが、意外と一般人でも入れるらしい。
 不思議なものだ。
 学校は基本は排他的なイメージがあるのだが、有名な大学だと博物館があって観光客でも入れることができる。

 カフェの客は私と母以外は全員若者で、学生なのだろう。
 朝の講義に向けてここで朝食をとってからがんばるぞっという始まりだと思われる。
 かつても私はこういう学生の時代あったなあと思い出したものだ。

 北海道大学は自然たっぷりで癒される。
 カフェの中には写真が展示されていたのだが、たまにカフェにはリスが訪れるらしい。
 羨ましい。
 可愛いリスが大学の構内にいるなんて。
 ほほえましい気持ちになった。

2.札幌市営地下鉄を利用してみる

 今回の旅は鉄道をたくさん使う。
 初めて札幌市営地下鉄を利用してみたのだが、音が大きいことに驚いた。
 地元名古屋の地下鉄だと名城線のカーブの部分ではとても大きくなるのだが、その他はとくに気になるほどの音はしない。
 しかしながら、札幌市営地下鉄には大きな音がした。

 名古屋の地下鉄よりはスピードが出ているかもしれない。
 鉄道って何かしらこういう発見があるので面白い。
 私と母が向かった先は真駒内駅。
 札幌市営地下鉄南北線でまっすぐに向かった。

3.地上に上がった地下鉄

 札幌の街から乗った電車はしばらくは地下を走っていたが、いつの間にか地上に上がった。
 あー、この地下鉄も地上に上がるタイプなんだなあとわくわくする。
 名古屋だと東山線の藤が丘行き、大阪だと御堂筋線の新大阪行きだろう。

 しかしながら、この地下鉄南北線の地上は上記二つの鉄道とは異なるところがある。
 地上に上がったとしても電車はトンネルの中を走っているのだ。
 地上に上がったとしても囲まれている環境にいるとは面白いもの。
 トンネルの窓からは外の様子を眺めることができる。

 完全に外に出られないとはどうしてだろうと思ったのだが、それは北海道の環境が関係しているかもしれない。
 北海道は誰もが知る、雪がどえりゃーたくさん積もるところだ。
 この地下鉄の線路に屋根がなかったら、冬は大変なことになるだろう。
 雪のときに、札幌の人々にとって大事な地下鉄が動かなかったらとても大変だ。
 そのため、屋根がつけられていると私は勝手に考えた。

4.次回予告

 真駒内駅にたどり着いた私と母。
 そこからバスで札幌芸術の森に向かう。
 一体、札幌芸術の森とはどんなところなのか。
 そしてまさか芸術を楽しむのに過酷な道になるとは思わなかったよ。
 というわけで次回をお楽しみに!


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