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クズとバカとゴミとクソ野郎の違い



………えー、まずはじめに、とんでもなく酷いタイトルで投稿することをここにお詫びいたします。陳謝。

今回はタイトルの通り、クズとバカとゴミとクソ野郎の違いについての説明です。

と言っても、今回も当然ながらこれらの定義というのはあくまで個人的な見解になります。
〇〇という定義は正確にコレ、と断ずるのは科学の世界でも無ければ土台無理な話なので
あくまで私個人の、この私のnote上での定義となります。
今後私がこれらの単語を使う時はそういう定義のもとに使っていますという言い訳のための説明になります。


「いや全部同じじゃねーか」という声も大変分かります。自分も割りとそう思う。
ただ、これらの罵詈雑言は私から見ればそれなりに違いがあるなとも感じています。
そしてその違いは結構重要な差だったりします。
何がクズで何がバカなのか。これを振り分けられるようになると一括で全部同じ存在と見做すよりも物事の捉え方が楽になったりもします。
そして一つ一つの違いが分かるとクソバカとゴミクズの違いと言ったハイブリッド型の違いも分かるようになってきます。
是非皆さんにも世の中に溢れるヤバい奴らの差を感じていただけたらと思います。需要がどこにあるか知らない。が、書きたいから書く。

必要のない引用欄
・クズ(いらない子)
・バカ(頭が悪い)
・ゴミ(捨てなければいけない存在)
・クソ野郎(この世の勝者の皆様)

というわけでクズから順に説明していきましょう。

・クズ(いらない子)
クズに関して言えば一番始めに一度説明していますが、つまるとこ「その環境の中で役に立たない存在」ということになります。
どれだけ能力があろうと無かろうと、その環境の中でマッチせず浮ついた存在であれば不必要、要するにクズの出来上がりです。
そこで全く役に立たない存在なので蔑まれたり疎まれるのは当然のことです。
そこから自分で環境を変える努力をしたり、その環境に必要な能力を身に着けるべく努力すればクズから遠ざかりますが
クズ度の高い人間というのはそういった努力も放棄している人間が常です。こんにちは私です。
クズは環境と依存関係にありますので、どれだけ時代が変わろうと一定数は存在してくることになります。全員がクズで無かったらそれはそれでヤバい。


・バカ(頭が悪い)
1+1は2で、15+20は35ですが、
15*20になると答えが分からなくなってしまったりだとか、
今の総理大臣の顔や苗字がパッと出てこなかったりだとか、
夜に歯を磨いた後で甘いお菓子を食べてから寝てしまうとか、
シンプルに頭が悪いことを私はバカと呼びます。

ただし、"シンプルに頭が悪い"というのも線引きが厄介なもので
噛み砕くとバカというのは環境に依存してバカと見做される"相対的なバカ"と環境に依らない"根本的なバカ"の二種類が考えられます。

"相対的なバカ"というのは例えば、
実際そこまで頭が悪くなかったとしても専門的な知識が必要な集団でその会話に全くついていけなかった場合、
その専門的な集団の中では知識の足りないバカと見做されてしまうといったパターンです。
子供の頃は勉強出来る方扱いだったのに上のレベルの学校にいったらついていけなくなってしまった、みたいなケースも相対的なバカと見做される場合があります。

こういった相対的なバカをバカの意味として使っている方も多く見受けられますが、個人的にはその使い方はしないよう心掛けています。
相対的なバカの基準を採用してしまうと、どうしても必ず誰かは誰かにとってのバカという絶え間ないバカの無限ループが完成することになってしまいます。バカというのはお世辞にもプラスの要素として使われる言葉ではなく、全員をバカ扱いすることが可能なバカの無限ループ状態ではこの世の全員がマイナス状態ということになってしまい、あまりよろしいと思えないという個人的な理由です。

一方"根本的なバカ"というのは上でも挙げた「歯を磨いた後で甘いお菓子を食べてから寝てしまう」などで、
これは時代が変わろうが虫歯まっしぐらの足りない子扱いは確定的であり、
私は基本的に後者の根本的なバカの方をバカと指します。
そこにもう一つプラスで、科学的に証明されていることより自身の感情を優先した結果を選んでしまうこともバカとしています。
例えば、二酸化炭素はどう考えても炭素原子が1つ+酸素原子が2つのCO2なのですが、
その説明を嫌いな人が言っていたとか、何か気に入らなかったからなど、感情的な理由で「私は違うと思う!」と感じたりという具合です。
物事を感情でとにかく否定、肯定したいという場合は頭が悪くなりがちです。(何が美しいか、何が良いかなどの形容詞的な話であれば正解の定義が無いので感情優先でも問題はありません。)

ただし、いくら簡単な計算が分からなくても、甘いお菓子を食べたまま寝てしまったとしても、
環境に必要な素養を兼ね備えている場合、クズのように排除されることはありません。
特定の相手に気を使って手を差し伸べることが出来たり、高い身体能力で求められる労働をこなすことが出来るなどです。
クズは環境から外れた不要な存在ですが、バカは環境に適応している人の方が体感的に多く感じます。
ですがもう少し言えばバカの方は無害な方が多いですが、その頭の悪さ故に一緒にいると疲れるということは多いとも感じます。


・ゴミ(捨てなければいけない存在)
ゴミはゴミ箱へ。
これを肌で体感出来るのがゴミです。捨てないで溜めっぱなしにするとえらいことになるぞと。
クズは環境から外れた存在ですが、ゴミはむしろ環境の中にいることが殆どです。社会の中で生活しています。
そして頭の出来にも関係がありません。というか悪くない方が多いのではないでしょうか。

では何がマズいかと言えば、その行動様式です。
数年前に我が子を壮絶な虐待死させた親が逮捕されたニュースが流れていましたが、まさにあの親がゴミにあたります。
男親の方は会社ではそれなりのポジションで働いていたそうですが家では我が子を徹底的に虐待していました。
産まれた自分の子供を虐待して殺すというのはもう生物の摂理から外れてしまっています。
どの時代であろうと異常な行動であり、不要です。
ゴミとクズの違いですが、
クズは環境から見て外れている不要な存在なので、裏を返せば奇跡的にハマる環境の訪れる場合があります。(その場合はクズでなくなる)
ですが、ゴミはどの環境においても不要です。
ただ、パッと見で社会性に問題がある訳ではないので環境の内側に入っていることが多いというだけです。
環境にすら入れないゴミはまさにゴミクズというハイブリッド型になります。
子供の虐待死とまでいかずとも、犯罪性を伴った危険行動が何度環境を変えても全く治らないといった場合もゴミ扱いして問題無いかと思います。

クズは身内にいるとめちゃくちゃ厄介ですが基本的に他人に対して積極的に危害を与えるような行動を取るわけではありません。
しかしゴミは自ら積極的に危害を振りまきます。ゴミが通った後には腐臭が残り、草花が枯れていきます。
ゴミはゴミ箱へ。

・クソ野郎(この世の勝者の皆様)
クソ野郎はゴミに見られた犯罪性が超厄介な嫌がらせ行動に代わったものと考えれば良いかと思います。

クソ野郎も基本社会の中に存在しており、頭も悪くありません。
そしてゴミのような犯罪に該当するような危険行動はしませんが、陰湿な嫌がらせには長けています。
ゴミが行う危険行動は即犯罪というようなものが多いですが、クソ野郎が行う陰湿な嫌がらせは法には触れないが相手に多大なダメージを与えるようなものに特化しています。
常に自分のポジションが上がるように目を光らせ、弱った相手は徹底的に叩きのめしたり自分の利の為に利用します。
自分の利のためならどこまでも冷淡に、あるいは泣き落としを使ってまでも利を得るような行動が取れます。
そしてその利を取る際には常にたくさんの人間の犠牲が支払われています。
大半の人が「あの人とはあまり関わりたくない(故にクソ野郎)」と言いますが、別に犯罪者ではないので大義名分で追い出すことも出来ない。
いつのまにか環境の中では重要なポジションについていることが多く、下の人間はそのターゲットにならないよう震えながら日々を過ごすことになります。
外面が良く、対外的にはいい人であるように振舞うことが多いのでそこが厄介さに拍車をかけます。

気付けばクソ野郎のいる組織は居心地の悪いクソ野郎の天下となりやすく、組織もクソ野郎化してきます。
自身が上のポジションで生き残るために周囲を巻き込む形で組織を腐らせていくため、会社の成長という意味では長期的に見るとかなりマイナスなのですが大抵の場合そこに気付かれることはなく、仮に気付けたとしてもやはりどうすることも出来ないというのが実際の所。

こういったクソ野郎の皆様ですが客観的に見れば社会の中で上のポジションに居続けることが出来ているわけで
言い換えれば安定した稼ぎのあるいわゆる勝ち組の皆様ということになってきます。
現環境の中では陰湿で狡猾な立ち回りが如何に重要かということを教えてくれるお手本のような方達です。
ただ、社会の中で上の立場にいながらも基本的に人間性が腐っているということで妻子がいても家庭内の空気感は冷え込みがちです。
そしてこれだけの行動をかましておきながらクソ野郎はその行動の重大さに自覚は無く、それどころか場合によっては自分を良い人間ぐらいにしか思っていないことも多いので、敬意を持ってクソ野郎様と呼んであげるのが良いかと思います。
現環境におけるガンのような存在であり、しかしながらこの世の勝者の方々です。



――――――

ということで以上、クズとバカとゴミとクソ野郎の違いでした。ご清聴ありがとうございました。

もちろん全て個人的見解100%、個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。ですが、
厄介度でいえばクソ野郎がNo1、
危険度でいえばゴミがNo1、
しかしこのどちらも基本的に環境の中で生きているという所感はあります。(クズ以外は基本環境の中で生きている)
環境の中から外れるということは即ちいらない子であるクズまっしぐらですので、その場合は例えば"ゴミクズ"のように後ろにクズがセットでついてくるということになります。

ただしバカも侮ることは出来ず、環境の中に存在する絶対数としては圧倒的に多いので、自分にとって合わない、疲労感を感じる場合などは適度な距離感をもって接していくのが肝要かと思います。



…にしても罵詈雑言というのはなるべく使いたくない言葉ではありますが、
それらが指し示すものというのはちょっと油断すれば何かしらに該当してしまいそうなのが恐ろしい所です。
簡単にクズにもバカにもなれる時代。

普通って難しい。


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