人生を激変させた魔法の言葉
この世に生きていると醜さと美しさの混じり合うコントラストに震える。ありとあらゆるものが存在する世界で、どの世界で生きるのか。
それこそが
「決めるのは私」
昨日(銀座サロンでイベントがあった)は、何度もこのセリフが口から飛び出した。実は、このセリフは、まだ私が二十歳だった頃に正に自分の内側から放たれた。それまでの私は、育ててくれた両親を納得させてこそ、と思い込んでいた。ところが「両親でさえ、私の人生の責任をとってくれるわけではない」ということを私の中のどこかが知っていて、明確にそれを教えてもらった瞬間だった。もう誰も納得しなかったとしても、自分が「これだ!」と感じることを貫こうと決めた二十歳の春だった。大反対の末に一ミリも迷わずに私の身体に宿った命を産むと決めた。だって「決めるのは私」と明確に聴こえたから。そして、私は、「もちろん!だって、私の胸は今までに経験したことのない歓びを感じてしまったのだから!」。
あれ以降、私の中で大きな決断をする時ほど、「決めるのは私」を思い出す。わがままなのかも知れないけど、誰のせいにもしなくて済む。誰も恨まなくて済む。全部、「その時の私がそう思ったんだもん!」で生きられる。大失敗も、大きな痛手も、私が納得できる。だって、私がそう思ったんだもん。爽快すぎる。「上手くいかせるために」なんて、さっぱり心が動かない。私が体験したいことをするんだ!この私にさせるんだ!この世を去るときに、
「やりたいこといっぱいやれたなぁ!最高!!!!!」
って思えるように。もう感謝しかない今を生きる。生き抜く。最高に美しい人生。愛に生かされる人生。
この世の醜さは散々見てきたし、今もそのような事象に接することがある。表も裏も見えることは残酷なことでもあるけれど、だけど、誰もが、自分が生きる世界は選べる!
決めるのは私。
そんな生き方をしていても、私は愛する人々と共に生きることもできる。私の中の知っている私と共に生きていく。
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