僕は親らしくない。

今日のDaily Question書いてて、そういえば急に別のことになるけれど思っちゃったので書くよ。

今日ね、普段家にいることが多い娘が、久しぶりにちょっと街の方まで電車で出かけたの。

普段あまり電車を利用することがなく、事前に調べたり、聞いたりして彼女的には十分な準備をしていった。

そしたら、

予想外？予想通り？

乗り換えを間違えて、逆方向に乗ってしまった。

そこから家族間でLINEが飛び交い、
娘を励ましたり、状況確認したり、アドバイスをしたり・・・。

結果的には、無事に到着したみたい。

僕は自分で言うのもアレなんだけど、
親らしくない親だと思う。

娘が電車の乗り換えを失敗して、
かなり動揺や焦り、困っているだろう状況を「よし！」と思っていたんだから。

あまり外に出ることが少ないからこそ、
よくもわるくも、予想外の事が起こり、
新しい経験を得ることができたことが「よし！」

今の世は比較的、自分の思ったことができたり、
便利すぎるくらいいろいろなことが分かる。

気がつくと、頭の中の「エア経験値」は増えるけれど、
リアルの経験値だっていいもんだ。

苦労は買ってでも・・・
鉄は熱い内に・・・

無理にそうしろとは言わないけれど、

勝手なことを言わせてもらえれば、

リアルの経験値こそ、
最高の思い出になることが多い。

成功も。
失敗も。

個人的には、「失敗」ばかりの僕だけれど、
案外そういった思い出のほうが後になっていい味出してくる。

失敗談は、誰にしても笑ってもらえるしね。

インスタントな経験もいいけれど、
リアルな経験は忘れない。

だから娘にはいっぱい失敗してほしい。
そして、その先にある成功もいっぱい味わってほしい。

そして、
生きることを味わってほしい。