私の偏愛作のひとつ『マッド・ギャング 裏切りの報酬』(1978/豪) ■未DVD化■
◆『マッド・ギャング 裏切りの報酬』(1978/豪/Money Movers)
■未DVD化■ 〈劇場未公開〉
まず最初に高画質のオリジナル予告篇を見て下さい。興味があれば続きを。
↑とは異なる高画質のオリジナル予告篇
オーストラリア出身のブルース・ベレスフォード(1940-)監督の豪州時代の犯罪映画で私の評価は◯秀作。【「現金輸送車」襲撃映画(洋画)】の一つ。
邦題に「マッド」とあるのは『マッドマックス』(1979/豪)の影響だろう。
同じ豪州映画で〈劇場未公開〉の本作がビデオ化されたのは80年代後期か?
オーストラリアで実際にあった事件を基にしているようです。冒頭で現金
輸送車が襲われる事件の発生と顛末が簡潔に描写され、輸送を担当している大手の警備会社内部に協力者がいる事や強盗犯を組織的にサポートしている支援者(=出資者)がいる事が匂わされる。その後は警備会社内部の人間関係や「腐敗」の地味な描写が延々と続き少しダレるが、最後に全てが伏線として回収される。「殺伐とした空気」と「ネジれ具合」に私はハマりました。
Andrew Netteというメルボルン在住のライター?が、2013年に個人で選んだ「強盗(=heist)映画のオールタイムベスト10」の1本に選出されています。
海外の評価
米国Amazonのカスタマーレビュー
英国Amazonのカスタマーレビュー
VHSビデオのジャケット写真
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