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〈殺し屋〉が主人公のフランス映画『めぐり逢ったが運のつき』とイギリス映画『ターゲット』と原田眞人の『タフ』

◯『めぐり逢ったが運のつき』(1993/仏/Cible émouvante) ■未DVD化


昔にビデオで観たきりで再見していないので記憶が曖昧。舞台はフランスで、主人公は↓の3人(俳優名)。「軽さ」が心地よいブラックコメディです。
--------------------------------------------------------------------------------------ジャン・ロシュフォール ※英語を勉強中の生真面目な初老の殺し屋(独身)
マリー・トランティニャン ※「万引き常習犯」のビッチな女詐欺師(独身)
ギョーム・ドパルデュー ※ピザ?配達中に変な殺し屋の弟子にされる青年
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変人3人の「疑似家族もの」ともいえる。ここに殺し屋のオッサンの「強烈なオカン」が隠れキャラ的に絡む。私の評価は◯秀作で「意外な拾い物」。

最近一番面白かった。主役にベタ惚れしました。フランスのユーモア最高ですね。

「VHSジャケ写」掲載の映画評論家・淀川長治氏のコメント




『めぐり逢ったが運のつき』の関連作品と評価



①『ターゲット』(2010/英+仏/Wild Target)   〈劇場未公開〉


知っている人は少ない(両方の映画の知名度が低いので)ようですが、本作が『めぐり逢ったが運のつき』のイギリスでのリメイク作になる。私は未見。
たぶん本作にも「スクリューボール・コメディ味」があると予告でわかる。


「スクリューボール・コメディ」とは、これは私の感覚で正確性は保証できませんが「ロマンティック・コメディ(ロマコメ/ラブコメ)」と違い、主人公は「常軌を逸した女」。映画だと『赤ちゃん教育』(1938/米)などが有名。

https://www.movieposterdb.com/wild-target-i1235189/06ebd25c


2種類の予告篇。コメントも再生回数も多いので、人気はあるんだと思う。



海外の評価

米国Amazonのカスタマーレビュー

英国Amazonのカスタマーレビュー



②『タフ 誕生篇(Ⅰ)』(90)~『血の収穫篇(Ⅳ)』(91)までの全4作


コメディではないけど、原田眞人監督の『タフ』(1990-1991)という「ビデオ映画(OV)」の主人公(演:木村一八)は、ピザの配達中に殺し屋の「仕事」場面に遭遇して殺し屋の弟子になる内容だった? 犯罪映画の力作で面白い


一応↑シリーズ全6作?を観た私の個人的意見は、『誕生篇(Ⅰ)』~『血の収穫篇(Ⅳ)』までの「正編・全4作」以外の2本(劇場版)は観る必要が無い。


VHSビデオのジャケット写真

https://www.buyuru.com/item_730821_3.html
https://www.buyuru.com/item_730822_3.html
https://www.buyuru.com/item_730823_3.html
https://www.buyuru.com/item_730824_3.html



③『めぐり逢ったが運のつき』(93)「予告篇」と【海外の評価】


予告篇


海外の評価

英国Amazonのカスタマーレビュー

フランスAmazonのカスタマーレビュー


VHSビデオのジャケット写真

https://k-plus.biz/archives/31512


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