【ラグビートップリーグ2021】のリーグ戦を《全節観戦》して感じたこと①〜観戦はハード、ムリは禁物‼️〜
1.【週一】だからできました
開幕節 キャノンvsNTTドコモ 町田GION
第2節 東芝vsクボタ 秩父宮
第3節 NEC vsヤマハ発動機 秩父宮
第4節 東芝vsサントリー 秩父宮
第5節 リコーvsキャノン 秩父宮
第6節 サントリーvsクボタ 秩父宮
第7節 パナソニックvsヤマハ発動機 熊谷
生まれて初めて、
スポーツのリーグ戦を全節生観戦した。
これは試合数の多い野球やバスケではまず不可能、サッカーも週二回の時があるからおそらく無理だろう。
試合は必ず週一。
興行、としては短所でもあるが、ラグビーの試合間隔は、なにかと忙しい女性ファンにはありがたい。
さて、
プレーオフトーナメント二回戦を前に、今季これまでに得た【観戦の教訓】をここに書き記そうと思う。
今回は1回目。
テーマは『無理しない』
全節観戦して痛感した。ムリは禁物だ‼️
2.アメニモマケ、カゼニモマケよう!
〜雨や雪が降る、超寒いもしくは暑い予報が出ている時は、潔く観戦を諦めよう〜
スタジアムには基本屋根がない。あったところで、寒い日は日陰となり冬は極寒。逆に屋根のないメインやバックスタンドは、少し気温が上がっただけで、日差しをガンガンに浴びる羽目に。日焼けは想像以上に体力を奪う。
最悪なのは雨。傘はさせない。雨ガッパは雨足が強くなるともはや無意味。80分後、体は芯から冷え切っている。
生観戦は、たとえラグビー日和でもハードだ。ただ座っているだけだが、自然の力を侮ってはいけない。
なにより、今発熱したからといって気軽に近所のクリニックに駆け込む事はできない。
このご時世、最優先は【健康】。たしかに【お金】はもったいないが、発熱したら、最悪、その後いくらかかるか見当がつかない。
天気予報を見て不安を感じたら、潔くテレビ観戦を楽しもう。
このご時世、風邪はできる限り引かない方がいいと思う。周りのためにも。
3.遠くの《恋人》より近くの《友達》を選ぼう
〜好きなチームがあっても、よほど暇と体力がない限り、そこにこだわらない。自宅から一番アクセスしやすいスタジアムを選ぼう〜
ホームアンドアウェー方式を取らないラグビートップリーグは、応援するチームの最寄りスタジアムで試合があるとは限らない。多くの場合、相手チームの最寄ですらない。
もちろん、この方式悪いことばかりではない。
東京都民の私が全節観戦できたのも、
秩父宮ラグビー場
という【奇跡的な程アクセス抜群の聖地】があったからこそ。
渋谷駅からわずか二駅。徒歩5分。
《ラグビー場がある》方がむしろおかしい都会の超一等地、という立地が、育児、介護、仕事等、何かとしがらみが多くて忙しい女性ラグビーファンを大いに助けてくれる。
同様に、花園、パロマ瑞穂などもその圏内に住んでいればアクセスは悪くない。
『生観戦は、ラグビーそのものを楽しむ。たまには応援するチームが来てほしいな』
そんな気持ちで生観戦を捉えた方が無理なく生観戦が続けられる。同音異義語で恐縮だが、時節柄、遠出の観戦は『感染』のリスクもあることを忘れないようにしたい。
これまでノーマークだったチームに、これから応援したい選手を発見できるかもしれない。
4..断捨離とは無縁のファン活動に
〜チームグッズ購入はほどほどに〜
コロナ禍によるトップリーグ休止後、各チームのグッズは飛躍的に増えた。2019年年末には、サントリーでさえ、試合でのテント販売のみだったことを思うと隔世の感がある。
とはいえ、その分お金はかかる。
欲しいものだけ、必要なものだけ買おう。余ったお金を後日の観戦費用に回せば良い。電車代、飲食代は意外とバカにならないし。
最近は手作りグッズをSNS上で発表するファンも少なくない。
しかし、それはあくまでその方の【趣味】。作れないから、と落ち込むことだけは避けたい。
野球と違い、試合中グッズを使う場面はほとんどない、今のところ。
5.テレビ観戦でラグビー感性を高めよう
〜テレビ観戦には違う楽しみがある。必ずしも生観戦がベストではない〜
生観戦は、非日常を楽しむ、ラグビーの雰囲気を知る、他のファンと交流できる、等いくつもの利点がある。
しかし、テレビ観戦にはまた別の魅力がある。
なにより、試合がわかりやすくなる。全てクリアな画像で、大事なシーンはアップ、そしてリプレイしてくれる。
ラグビー場によっては、電光掲示板がひとつしかない会場もあり、座席によっては全く見えない。会場での試合解説にもかなり差がある。初心者には意外とこれが辛い。
TVだと、この試合自体の解説以外に、そのチームの特徴や課題、選手の経歴や今後の期待度まで知る事ができる。
特に、同じチームの試合を何節か続けてテレビで見ると、チームへの理解度は飛躍的に高まる。解説者の方々は、それぞれに分析の切り口が違い、実況アナウンサーの方々もラグビーへの造詣が深く、解説の手法も異なるからだ。多面的にそのチームを理解しようと思ったらTV観戦は欠かせないツールだ。
* * *
来週から始まるプレーオフトーナメント戦は、一戦必勝。できれば応援するチームの試合を見に行きたい。
しかし、その願いは現実的だろうか。
体力的に、時間的に、経済的に。
ラグビーに限らず、ファン活動を長続きさせるには、【冷静な現実的判断】が不可欠だ。
ここで確認したい。
会場に足を運び声援を送るファンが一番のファン、というわけではない、ということを。
会場で声援を送る。
テレビ観戦して、感想をSNS上に送る。
テレビ観戦もなかなかできないが、グッズを買っている。
チームや選手のSNSにはよく《いいね》を押す。
役割分担、そんな意識が必要ではないか。
自分に合った活動を選んで楽しく過ごしながらチームを応援する事、それが結果としてチームへの継続的な貢献になるのではないだろうか。
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