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How much is この試合❓〜試合中気持ちよく『ギフティング』するには〜

1、無観客試合が意味するもの

私が応援している

ジャパンラグビー・リーグワン・ディビジョン1に所属する『静岡ブルーレヴズ』

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新リーグ開幕前のプレシーズンマッチ初戦は、静岡県の緊急事態宣言延長により

無観客試合となってしまった😭😭

本来なら、同県袋井市の『エコパスタジアム』で開催される予定だった。

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6月には、日本代表の欧州遠征壮行試合も行われた。最大収容人数約50000人の大規模スタジアムだ。

W杯2019日本大会、日本代表は当時世界ランキング2位のアイルランドをこの地で撃破、その勝利は

『SHIZUOKA SHOCK 』

と名付けられ今に至る。

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私が勝手に『ナオさん』とよぶ静岡ブルーレヴズHC大久保直弥さんは、この壮行試合で、対戦相手サンウルブズHCとして未来の代表を担う若手選手達を率いた。

(右がナオさん。左はナオさんの盟友沢木敬介横浜キヤノンイーグルス監督)

この時は観客数を制限しての開催だったが、それでも約18000人の観客が集まった。私が手に入れた一番安い方のチケットでも

一枚4000円だった😳😳😳

レヴズお披露目の試合、本来ならこの大舞台でそれなりの人数を入れて晴れやかに開催できるはずだった🌹🌹コロナの威力が衰えない今、無観客試合という決断はやむを得ない🥲🥲

しかし、現実問題として、レヴズのチケット収入はまるごと吹き飛んでしまった😭

プロスポーツチームとして大きな収入の柱であるチケット収入、これに代わる手段として、先日『新たなスポーツ観戦』をチームは提案した。

詳細は以下の通り。

 以下の箇所を再掲してみた。

ご支援いただいたギフティングは、#静岡ブルーレヴズ の運営費として活用させていただきます✨
ギフティングいただいた方に🎁
🏉全員に
⏩サム・グリーン選手のオリジナル デジタルフォトカード
🏉5,000円以上サポートしていただいた方に
⏩静岡ブルーレヴズ Tシャツ

さて、今週末この試合をネット観戦する私たちは、このチームの要望に十分応えることができるだろうか。

試合観戦とギフティング

について、わたしなりに少し考えてみた。

2、観戦=『試合』にあらず

スポーツ生観戦

その醍醐味は、スタジアムについた時から始まっている。楽しみ方は人それぞれだ。

①グッズを物色する👕👚

②スタジアムグルメを堪能する🍜

③試合前練習を見る🤔

④今はできないが、まずは一杯飲む🍻🍻

⑤カメラで試合前の風景を撮る📸

⑥仲間と会う👭

⑦地方遠征なら、プチ観光🏯してからスタジアムへ(例 掛川城観光🏯→エコパスタジアム)

そして、

試合前の徐々に高まる緊張感、

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興奮、ため息、熱狂うずまく試合の80分間

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そして、試合後のどこか切ない余韻

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私達が払うチケット代、それは単なる試合の観戦料ではない。

スタジアム🏟という場で、一つのスポーツを媒介に育まれる人と人との繋がりは、疲れた心を癒し、明日からの生きるエネルギーを育む。

一つのコミュニティで、半日もしくは一日を満ち足りた気持ちで過ごす、ここにエンターテイメントの醍醐味はあり、お客は惜しむことなくお金を投じる。

だからこそギフティングは難しいのだ。

そこには『試合だけ』がある、しかも映像。

やはり、なにかファンにギフティングさせる強い動機付けが必要だ❗️

3、『その5000円』で何ができますか?

ここで、ユニセフのホームページからある画像を引用してみる。

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🌹途上国の子供達へのワクチン接種🌹

ユニセフ募金といえばワクチン、具体的にはこんな形で使われているらしい😳😳

私達は、医療従事者でない限りワクチンが一本いくらなのかまるで知らない。でも、

このように具体的な数字で示してもらえると、

この金額を払ったら、どれだけ子供達を救えるか

目安がわかって寄付しやすくなる。

なにより、自らの寄付で、それが10000円に満たない金額であっても、人を助けることができる、と自覚できる。

さて、

今目の前に2つの選択肢を示されたとする。

①この試合で5000円ギフティングしたらレヴズTシャツを一枚もらえる。この金額はチーム運営費用に使われる。

②ユニセフに5000円寄付したら、途上国の子供達を救うワクチンの保冷箱が3台買える。返礼品はない。

一体どちらを選ぶだろうか。

一つ言えるのは、①には『足りない要素』がある。

レヴズにギフティングされたお金の使い途、これが具体的に示されていないことが、ファンにギフティングをためらわせる、そんな気がする。

レヴズがファンからお金を集めたのはこれが初めてではない。

静岡県伊豆山地区土砂災害に対しての復興支援クラウドファンディングが行われた。

私もささやかな寄付をした。

なぜ、目標の2倍近くの金額が集まったのか。

たしかに、10000円寄付すれば、レヴズ選手のサインがプレゼントされることになっていた。私は日野選手にお願いした。

とはいえ、私を含め参加したファン達は、

レヴズ選手のサインが欲しいから寄付した、という気持ちばかりではない。それ以上に

被害にあった方々を助けたい、やはりここなのだ。

この気持ちが自然と『寄付』という行為に結びついた、これは綺麗事ではない。

孤独と不安が心を占めるコロナ禍の日々、だからこそ『誰かの役に立ちたい』と人は思うのではないか。

4、アスリートにかかるお金

一流のアスリートとして長く活躍するには、多岐にわたる努力が必要だ。

トレーニング、栄養、体のメンテナンス、睡眠、最近ではこれに心のケアも加わる。

チームの選手全員がハイパフォーマンスを維持するための費用はかなりの額に上るだろう。加えて、チームを支えるスタッフ達に安定した給与を保証しなければならない。チーム運営資金はどれだけあっても足りない❗️

ファンもそこは理解している。

そこで、

今回のギフティングに関しては以下の提案をしてみたい。

①今回集まったお金をどこに投入するのか、もう少しファンの目に見える形で具体的に説明する。

たとえば、トレーニング機器など『形』のあるものをあえて選び、購入後、

『REVS first gifting 2021.9.19』みたいなサインをゴローさんが行って、その画像をSNS上に公開する。

②この試合解説ご担当の日野選手、伊東選手に『自分への投資』について語ってもらう。

この試合、解説陣がいい🌟🌟🌟

『5000円、10000円、30000円あったらアスリートとしてどう使うか』

『アスリートとして一番お金をかけるところはどこか。かけたいものはなにか』など

経験豊富&トーク力のあるお二人に、

【アスリートとしての自己投資】について試合前、ハーフタイムあたりに語っていただくのはどうか。

③せっかくラグビージャーナリスト村上晃一さんが解説で来てくださるのでご協力いただく。

海外から花園まで精通する村上さん、やはりこの方の言葉には説得力がある。そこで、

『スーパーラグビーやヨーロッパリーグの選手達はどんな自己投資をしているのか。』

『他国におけるギフティングはどんなことに使われるか。ファンはどんな意識でギフティングしているのか。』

など、ギフティングという価値観が既に社会に浸透している『海外』での現状を解説していただく。

相手は昨季トップチャレンジリーグ(現ディビジョン2に相当)優勝の豊田自動織機シャトルズ、試合の趨勢は分からない。台風による雨の心配もある。

試合の勝ち負けに関係なくギフティングを成功させるためには、

私も、レヴズのためになにかができる🌟🌟

そんな意識を、試聴するファン達に試合前、試合中に持たせることが必要なのではないか。

あくまで素人考えではあるが💦💦

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