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豆苗の栄養素

こんにちは、坂井泉水です。

今回は豆苗の栄養素について解説していきたいと思います。

さっそく、マクロ栄養素とミクロ栄養素について見ていきましょう。

豆苗100gの基本成分

エネルギー:31kcal
水分:89.7g
たんぱく質:4.8g
脂質:0.5g
炭水化物:4.3g
食物繊維:3.1g

豆苗100gのビタミン

β‐カロテン:4700µg
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.30mg
ビタミンB6:0.21mg
ビタミンK:320µg
ビタミンE:2.8mg
ビタミンC:74mg
ナイアシン:1.0mg
葉酸:150µg
パントテン酸:0.7mg

豆苗100gのミネラル(無機質)

ナトリウム:3mg
カリウム:210mg
カルシウム:18mg
マグネシウム:18mg
リン:57mg
鉄:1.0mg

マクロ栄養素、ミクロ栄養素ともに非常に優秀です。

豆苗は珍しくビタミンB群が優秀なので、ビタミンB群について見ていきましょう。

ビタミンB群について

ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。

ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂取しても、尿中に排泄されます。なので、毎日コンスタントに摂取しましょう。

ビタミンB群の主な働きはエネルギー代謝の補酵素です。補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。

エネルギー源や体の構成部分になるマクロ栄養素だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われません。なので、パワーを発揮できないというリスクが発生してきます。

次にビタミンB1・B2・B6・B12のそれぞれの役目について解説します。

ビタミンB1・B2・B6・B12のそれぞれの役目

・ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また、糖質を栄養源として使っている脳神経の正常な働きにも関係しています。

・ビタミンB2

ビタミンB2は、主に皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをします。活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります。

・ビタミンB6

ビタミンB6は、食品中のたんぱく質からエネルギーを産生したり、筋肉や血液などがつくられたりする時に働いています。なので、たんぱく質を多く摂取する人ほどたくさん必要になります。また、以上のことから皮膚や粘膜の健康維持にも役立っています。

・ビタミンB12

ビタミンB12は、葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。また、脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。

まとめ

個人的に筋トレをする人はビタミンB群は必要になります。筋トレをする人はよくブロッコリーを食べるイメージがありますが、栄養素をみると豆苗の方が良いのではないかと思います。

しかも、豆苗はスーパーで比較的安価で購入でき、さらに可食部を切った後、根っこを水につけておけば成長し、もう一回食べることができます。なので、一回の購入費用で二回食べられます。

以上、豆苗の栄養素でした。

最後まで、本記事を読んでいただきありがとうございました。


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