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ゴミについて考えてみたPart1

SDGsやサーキュラーエコノミーといった言葉の重要性が叫ばれる中で、地球環境のためにゴミを減らすことが大事だって事は間違いのないことだろうと思います。じゃあ、どうしたらゴミが減らせるのか?って考えはじめたら、そもそもゴミってなんなのか?なぜ、ゴミを減らさないといけないのか?ゴミを減らすには、具体的に何をすればいいのか?などなど色々考えてしまいました。全然、答えらしいものが見つかってるわけではないですが、今思っっている事を書いてみようと思います。

1.なぜゴミが気になりはじめたのか?

   なぜゴミが気になりはじめたのか?というと廃車を買い取るビジネスに関わっているからです。廃車は、一言で言えば車のゴミと言えるのではないでしょうか?

 このビジネスに関わるまで、廃車って車という粗大ごみってくらいの知識も関心もありませんでした。でも、知れば知るほど廃車って色々なパターンがあって、単に一つの方法で車のゴミが減らせるわけではないことに気づきました。そもそも、車に限らずゴミとは何なのか?その概念やメカニズムについてもっとよく考えてみないと、車というゴミを減らすことは出来ないと思ったのです。

2.ここで話をするゴミの定義について

 まず、議論を整理するために、ここで話をするゴミの定義について決めておきたいと思います。ゴミには、大きく分けると、廃車や廃材といった人が生み出したゴミと、枯れ木や落ち葉、動物の死骸や土といった自然が生み出したり、自然に発生するゴミの2つの種類のゴミがあると思います。

 後者の自然が生み出したり、発生させるゴミを減らすにはある種のテクノロジーのイノベーションが必要だと思います。例えば、微生物を利用するとか、ゴミを別のモノに変えるのようなテクノロジーの創出が必要ですので、ここでは新しい仕組を作るとか、新たなビジネスを生み出す事で解決する前者の人が生み出すゴミについて考えてみたいと思います。

3.最初からゴミだったものはない

 人が生み出したゴミは、どのようなものなのでしょうか?人が作り出したゴミとは何かと考えてみると、

①人が使っていたのに使わなくなったもの 

②人が使うために作ったにも関わらず使われなかったもの

この2つに大別されるのではないでしょうか?つまり、最初から捨てる事を目的に作られたものなんて1つとしてない。最初からゴミだったものはないといって良いのではないでしょうか?

4.ゴミを減らすためにするべき2つのこと

 では、ゴミを減らすには何をすれば良いのか?それはシンプルにこの2つなのではないでしょうか?

①ゴミになるものを作らない 

 ゴミの問題とはある種、大量生産大量消費の時代が生み出した社会課題と言えるのではないでしょうか?だとすれば、大量生産をあらためて使う分しか作らないという事がゴミの抑制に繋がるのではないでしょうか?AIや生産技術の進展と人の意識の変化によって適量生産適量消費の社会を生み出す事が必要だと感じています。

②作ったものをゴミにしない

 適量生産適量消費が実現したとしても、すで人が作ってしまったものが使われないとゴミになってしまいます。作ったものは、簡単に捨てるのではなく使うという事が重要になってくると考えています。全ての人が、家だと新築、車は新車しか買わないのではなく、家や車、家電製品のオーナーが1人で終わるのではなく、2人、3人と受け継がれるような仕組みや考え方を社会に浸透させる事が必要だと考えています。

ゴミを減らすために、具体的に自分が何をしようとしているのか?などまだまだ書き足らない事がいっぱいあるのですが、長くなりそうなので今回は一旦ここまでにしようと思います。そのあたりは近々、次の機会に書かせて頂こうと思います。


 


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