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関西人な僕にはオンラインミーティングは不向きではないかと考える3つの理由

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コロナの影響で不要不急の外出を控えなくてはいけない中、スタートアップもそうでない方々も多くの方がリモートワークを余儀なくされていると思います。

リモトーワークでは必須とも言えるオンラインミーティングを重ねてみて、なんとなく僕のような関西人にはオンラインミーティングは向かないのでは?と思ったのでその3つの理由について少し述べてみたいと思います。

1.会話のインターセプトが出来ない

通信環境やツールの影響もあると思うんですが、オンラインミーティングでは相手が喋っている途中に会話を挟むのが難しいと感じています。相手型が喋ってい最中に、何か少しでも口を挟もうとすると「あ、すみません。続けて下さい。」的な雰囲気が生まれてしまいます。要は相手が最後まで発言し終えるまで聞かなければいけないのです。となると、会話の途中に相手が放つ美味しそうな話題に食いついて、こっちの言いたい事を喋り倒すって技が使えないんです。

・・・

これは僕にとっては、本当に危機です。

いやいや、そもそも無理でしょ。相手の話を黙って最後まで聞くなんて。しかも、相手はこっちの美味しい話を最後にしてくれるわけじゃないし。これだと、全然こっちのペースにならない。

おそらくですけど(自分だけ?)関西人って常に攻守が切り替わる、サッカーとかラグビーみたいな感じの打ち合わせしてると思うんですね。こっちの得意な話題が出てきた時とか、相手が少し主導権を失った時に、気持ちよーくインターセプトしてこっちのペースに持っていく。相手もそんな時はこっちの話に身を任せるみたいな。そんなスタイルの人が多いように思っています。オンラインミーティングは、常にどっちかが攻め手で、どっちかが守り手か決まっている。スポーツで例えると野球やアメリカンフットボール、ゲームでいうとチェスや将棋のような、そんなコミュニケーションではないのかな?と思います。

これは、おそらく出たとこ勝負の僕のような関西人には、不向きなのではないかなーと思います。

2.詳細な準備と戦略が重要

これは、やってみて痛感するのですが、今まで以上に資料が重要になります。

劇場型プレゼンしかしない、僕のプレゼン資料はイメージだけで流せる、象徴的なフレーズと、画像やイラスト、表とかだけをバン、バン、バンって見せて、後はほとんど喋りでインパクトを残すみたいな感じでした。それで、そこそこ関心を持ってもらって「詳細の資料を送りますね。」みたいな感じの流れでした。オフラインだと、イメージとしては、3割くらいで資料を見て7割くらいは話を聞いている、みたいな感じに思っていました。これだと重要なのは、如何に抑揚をつけて喋れるか?聞き手の反応がどうか?を見極めてそれに合わせて喋れるか、がポイントだと思っていました。

が・・・

オンラインミーティングでは全く逆というか、資料の理解のために話を聞くそんなイメージですね。ビデオ越しだと相手の反応って分かりずらすぎます。そもそも、「通信悪いんで音声だけで行きますねー。」なんて言われたおりには、とほほです。

そうです。関西のべたな営業マンが阪神タイガースの勝ち負け(そもそもコロナで試合ないしw)と天気と時事ネタだけで乗り切るのはオンラインミーティングでは不可能なのです。

事前に数字などの整った資料を準備する、どこをアピールして、どのフェーズまで話を進めるのか、という戦略を立てる必要があると思っています。複数人で対応する場合は、役割も決めておく必要があるでしょう。インパクトを残す人、ロジカルに説明する人などを予め打ち合わせしておく必要があるでしょう。正直、今まで頭の中になんとなくあっても明確にここまで準備して来なかったので余計そう思います。

3.短時間にコンパクトに結論をまとめる必要がある

オフラインでフェイスtoフェイスだと1.5時間〜2時間のミーティングって全然気にならないんですが、オンラインミーティングだとお喋り好きの僕でも1時間もするとかなり疲れます。

となるとやっぱりコンパクトに結論をまで持っていく必要があると思っています。過去にオフラインで僕がやっていた、2時間くらい散々雑談とか相手のビジネスに関する話を9割やって、最後に「あれ、今日ってなんの話でしたっけ?」みたいに10分で商談をクロージングさせるみたいなのは、オンラインミーティングでは絶対、ゼッタイに不可能です。上と被る話ですが、ポイントを抑えて喋りつつ、次回がありそうならその余韻を残すのも手ではないかと思います。

最後に今心掛けている事ですが、オンラインミーティングでは大袈裟すぎるくらいに顔を振りながら「はい、はい」「なるほど」などの相槌を打つようにしています。相手には、こちらのリアクションや理解度を伝えてあげるだけで安心感に繋がると思います。

まあ、関西人云々というより慣れの問題かなとも思います。東京の方は、圧倒的にオンラインミーティング慣れしているイメージはありますね。昨日は、冨田阿里さんの主宰する「The Model Academia」の勉強会に参加しましたが、登壇者の方の背景は、全員が社名ロゴ入りの背景使ってました。こういう細かい点も準備の中に入るのかなと思ったりします。

The Model Academiaはご存知の方も多いと思いますが、Sales Forceのメソッド?であるThe Modelを中心としたSaas営業の勉強会です。Saas営業の方はぜひグループや勉強会に参加してみられたら如何でしょうか?https://www.facebook.com/groups/themodelacademia/

少し、脱線しましたが今後もオンラインミーティングの流れは止められないと思うので、泣き言を言わずに関西人が勝てる方法を編み出しつつ、フィット出来るようにしていこうと思います。


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