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11/12(日)読書会を開催します! 参加者募集!

初回投稿でも軽く告知しましたが、読書会を開催します! どなたでもご参加いただけるので、ぜひお申し込みください!



課題本の紹介

『映画が語る働くということ』佐藤忠男(凱風社)


働かない…、働きたくても働けない…、働いても面白くない―「少子化社会」「下流社会」化と言われる時代にあっても、労働は一人ひとりの人生に直面する大問題。なぜ働くことは必要なのか―この古くて新しい課題の答えはなかなか見つからない。ちょっと立ち止まってこの大問題をみんなで考えてみよう。

出版情報より

過去の日本映画が「労働」を映画の中でどのように描いてきたのか、という視点で書かれたエッセイ集です。本文で取り上げられている映画は今では歴史に埋もれてしまった作品も多いのですが、元の映画を観ていなくても問題なく読めるように書かれている、労働批評的なエッセイです。

映画史を通じて、労働がどのように変遷し、なにが失われてきたのかということを分析している本書は、労働のあり方が揺らいでいる今こそ読まれる意味のある作品だといえるでしょう。



著者略歴

佐藤 忠男

1930年新潟県に生まれる。国鉄職員、電電公社員、『映画評論』『思想の科学』編集長を経て、文化、教育全般にわたる幅広い評論活動を展開。映画評論家。日本映画学校校長、日本映画大学学長などを歴任した。



読書会のコンセプト

私たちが作りたいのは、「働きたくない人たちの読書会」です。だからストイックな「勉強会」ではありません。ただおのおのが思ったことを、気張らずに話せるような空間を作りたい、という思いからスタートしました。

自分が所属している社会について、ちゃんと自分の頭で考えたい、けれど一人ではどうしたらいいのかわからない、そういう人たちがちゃんと自分の言葉を持てるようになるための場所を作りたい。

そのためには、トライアンドエラーできる場所でなければなりません。失敗しても、間違ったことを言ってもいい場所。一度でも失敗したら評価が下がってしまうような場は息苦しいし、それでは社会の嫌な部分の縮小再生産になってしまいます。

だから、気軽に真面目なことを考えて、おしゃべりしながら実験できる場所にしたいのです。

これが「結論」だ、と決めてそれを金科玉条のように持ち続けるのではなく、自分の取扱説明書を作って、それを更新し続けるように、考え続けること。それが大事なことだと思っています。

参加条件は、「働くこと」について考えてみたい、という気持ちがあること。こんな方々も歓迎です。

・あんまり(あるいはまったく)働けていない人
・競争にうんざりしてる人
・仕事が退屈な人

私たちと一緒に実験してみませんか?



開催情報

日時:2023年11月12日(日)14:00〜17:00

場所:喫茶室ルノアール 新宿三丁目ビッグスビル店

参加費:1000円(場所代・ワンドリンク込み)

定員:6名程度(応募者が多かった場合、参加を締め切らせていただく場合があります)



申込み方法

TwitterのDMもしくは下の参加申込みフォームからご応募ください。



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