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1700年代の日本、メンタルケアが今より優れていた件

9月歌舞伎座 昼の部初日行きました。「摂州合邦辻」という演目は1773年に人形浄瑠璃として初演という古典!


冒頭で村のサークル、講でメンバー内で弔って欲しい人が出るとみんなで巨大数珠の輪の中に入りお経を唱えるシーンがあった。

しかもメンバー内の依頼主が、誰を弔ってほしいと名前を告げなくても仲間は一緒にお経を唱えてあげてた。

お経を唱えた後は、依頼主メンバーがご飯などを振る舞い、解散していった。


一人では旅費を貯められない人たちが、みんなでお金積立てて順番に伊勢神宮に行く講があったことは知っていた。


しかし、大切な人を失い悲しいとき、一緒き弔う仲間がいる、という仕組みもイイ!精神科医も心療内科もなかった時代だろうけど、メンタルケアを近所で相互扶助してたコミュニティが素晴らしいっ

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