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古民家と言うキーワードはリノベーションの代名詞と言ってもいいほどに一般的になってきました。20年前にさかのぼると、古民家を購入する人は、蕎麦屋などの飲食店を開業する目的が多かったような気がします。
しかし、今ではその状況も激変しました。ごく一般の方が古民家を中古住宅として購入し、それを大々的にリノベーションして豊かな暮らしを手に入れ始めたのです。

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■古民家の魅力
・高い天井

やはりこれでしょう。岐阜の白川郷にある合掌造りの宿泊したことがあるのですが、囲炉裏から立ち上る煙が屋根裏まで立ち上っていく光景を思い出します。
「なんかいいな~」という経験は皆さんもあるのではないでしょうか? あの感動をマイホームで日常的に体験できるのです。
・太い梁
太く黒光りした梁も大きな魅力ですね。もし、新築で同じような木材を調達しようとお金をいくら積んでも、類似した木を手に入れることはできないかもしれません。
・広い空間を確保できる
物件によって違いはありますが、一般的な古民家は間取りが田の字型に区切られています。すべて和室になるのですが、しきりとなる襖をすべて取り払うと、真ん中に柱は出るもののかなりの広い空間が出現します。

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■古民家の弱点はリノベーションでカバー
個人的にも大好きな古民家ですが、古い日本家屋の特性上、冬の寒さを凌ぐ性能はあまり高くありません。ですから、リノベーションによって最新の暖房設備を設置するのです。
また、防犯面も不安があります。昔の家は鍵などを掛けないこともよくあったわけですし、泥棒がその気になればどこからでも侵入できます。
この不安も強固なサッシを取り付け、このような問題も取り除いていく工事をすればよいのです。
■特徴的な外観はそのまま残す
外観を変えたら古民家ではなくなってしまいます。ですから、室内は快適な現代仕様にするものの、外観はその当時の儘を可能な限り再現するのです。
田舎に行くと外観が古民家なのに、中に入ると洒落た喫茶店や食事屋になっているお店を見かけた経験はありませんか? 
「おっ、いいな、この雰囲気」と誰しもが思ったはず。そんなギャップを楽しめるのが、古民家リノベーションの醍醐味と言えるのです。

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■まとめ
古民家に住むなどと言う選択肢がなかった方が多いでしょう。しかし時代は大きく変わりました。都心に住むのもいいですが、田舎の古民家を買ってリノベーションをして住む贅沢。
今まで想像すらしなかった豊かな暮らしを手に入れられるのです。まずは物件探しからスタートしませんか。

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