【入社エントリ】候補外だったtoCサービスへのジョイン。最後は「直感」で。
はじめまして!もりわきです。スペースマーケットでエンジニアをしています。
2023年11月にスペースマーケットに入社して早3ヶ月、振り返りもかねてここまでに至る経緯や想いを綴っておこうと想います。
何を伝えたいのか?
データドリブン、言語化・・意思決定する上でいろんな要因はありますが、最後は直感でいいんじゃない?
うまく言葉にできないけど、自分はこうありたい・こうしたい・ここで働きたいと思った。そんな理由でも十分じゃないか。
こんなことを考えて書きました。みなさんの後押しになれば幸いです!
これまで何をしていたの?
WEB系大手企業→スタートアップと渡り歩き、スペースマーケットが3社目です。
前職では(現在も副業でお手伝いしていますが)、プライシングを行うスタートアップでリードエンジニアとして働いていました。
ホテルや小売といった業界向けに「どういった価格をつけたら売れるのか」をデータをもとに提案する、いわゆるダイナミックプライシグという仕組みを提供しています。
パートナー企業に深く潜り込み、UX立案からプロダクト開発・改善、組織づくりまで少数精鋭のチームで多面的な支援を行っていました。
この仕事は新しいチャレンジが多く、大変ながらもやりがいを感じるものでした。
スペースマーケットは前職で共同プロジェクトを行ったりしており、ここが最初の接点でした。
※このときは転職なんて全く考えていません。
転職を考え始めた2022年末
思えば前職のスタートアップに転職した理由も、(代表と親しかったこともありますが)何より会社に集まっている方々の個性や才能に惹かれたからでした。
それまで所属していたチームとはまた違った魅力があり、小さい規模ながらも世の中を変えていけるパワーを持っているなと感じさせるほどでしたが、COVID-19で状況は一変してしまいます。
事業が縮小する中、「去っていった仲間たちの分も」という想いもありつつ、私が何を求めていたのか、どういったチームで働きたいのかを改めて内省したときに転職という可能性を見出したのでした。
なぜスペースマーケットだったのか?
当初はtoBの業界課題を解決することで会社や現場で働く方々の負担を減らしたいと考えていたため(自身のモチベーションがそこにあったため)、C向けにサービスを提供しているスペースマーケットは残念ながら候補にはなりませんでした。
そんな折、EM(現在VPoE)の成原さんからいただいた一通のスカウトがすべての始まりでした。
「以前にプロジェクトでご一緒したこともあるし、カジュアル面談してみようかな」という本当にカジュアルな動機だったのですが、お話をしていくうちにエンジニアリングに対する考え方やチームに求めるものがかなり近く大変盛り上がったのを覚えています。
今でもこんな話をしたのを覚えています。
ありがたいことに複数の会社様から内定をいただいた中でスペースマーケットに決めた理由は「直感」に他なりません。
言語化するとなれば以下のことを挙げるでしょう。
技術課題を通してプロダクトが抱えている課題が見えやすかったこと
選考の中でチームメンバーとお話でき、一員になれる想像ができたこと
組織カルチャーにマッチしそうなこと
オファーレターのクオリティがとても高かったこと
空き家問題など社会課題に対する解決先を持っていること
サステナビリティへのビジョン共感
しかしながら、どこかで「自身の決定に対する後付け感」が拭えませんでした。
うまく言語化できないけど自分はここにいたいという想いが先にあったのかもしれません。これはもう「直感」ということで割り切って行動するのも案外悪くないものですね!
入ってみて感じたこと
Atto指針(行動指針)の浸透
1on1はもちろん、目標設定や評価において会社が掲げるAtto指針とうまく関連づくように設計されているなと感じました。
半期ごとに社員みんなであつまる総会が開かれるのですが、その中で表彰があったりもします。
ここで重要なのは、上位レイヤーから押し付けられるとかそういったことが無い点です。各自が自然と身につけているように思い、感心しました。
一方でエンジニアバリューもあるのですが、そちらは影を潜めてしまっています。うまく棲み分けたい・・!
人柄がよく熱量が高い
みなさんとてもいい人ばかりです。
まず否定する方はいないですし、相手を尊重して話すことができる人しかいません。みんながみんなの失敗と成功をともに讃えることができる人たちだと感じます。
かといって生ぬるいかと問われるとそんなことはなく、締めるときは締めるといったメリハリが効いておりいい距離感でコミュニケーションをとることができます。
また、みなさんのスペースマーケットへの愛をめちゃくちゃ感じます。
表面的に放出される赤い炎タイプの方もいれば、クールなんだけど実はアツいという青い炎タイプの方もいらっしゃり、みんな会社が好きなんだなというのが自然と伝わってきます。
週のうち1日は議論で埋まる
これまではスクラムのエッセンス(朝会とプランニングだけやるなど)を取り入れたなんちゃってスクラムで開発することが多かったのですが、スペースマーケットでは1日かけてスクラムイベントを実施しています。
これが一番の驚きでした。
1週間スプリントでLeSSを回していますが、レビュー・プランニング・リファインメント・振り返り・・とチームメンバーと議論を交わしながら進めていくため普段とは違った(ある意味良い)疲れ方をします。
スクラムを始めてまだ1年経っていませんが、これを続けていくと強いチームになるなと予感します。
プロダクトはまだまだこれから
初見の感想を一言でいうと「歴史が詰まっている」です。
今年でスペースマーケットは10周年になりますが、それだけの歴史、人の想いを積み重ねてきたプロダクトです。
fat model, fat controllerたくさん残っています。
冗長になっている処理もたくさんあります。
だからこそ、これからの10年を造っていくためにも改善が必要です。
助けてもらいたいこともたくさんあります。
このブログを見ていただいている方、ぜひ一緒にお仕事しませんか?
ちょっとでも気になった方はぜひお話しましょう!
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