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【8x9通信】2022年8月号

こんにちは、神戸・西宮・大阪・姫路にある現役エンジニアが教えるプログラミング教室、ハックです!毎日、暑いですね・・・。夏休みも後半戦です。宿題の進捗はいかがでしょうか?自由研究に、プログラミングを作って解説した資料を提出してみるのもいいかもしれませんね!(^^)!
それでは、今月の【8x9通信】をお届けします!

お知らせ

8月9日(火)ハックの日に、「8x9プロコン2022」を開催いたしました!前年に引き続き、ジョーシン様のご協力のもとeスポーツアリーナKOBEを会場として使用させていただきました。たくさんの生徒さんにエントリーいただき、とても素晴らしいイベントとなりました。詳しくはこちら

初級Ⅰコース

《レッスン内容》

7月の初級Ⅰのレッスンは、前半は、Scratchとmicro:bitの連携で、micro:bitをコントローラーのように使って遊ぶゲームを作りました。Bluetoothで接続するので、micro:bitをパソコンに直接ケーブルでつながなくても、連携したプログラムを作ることができます。
後半は、Scratchで基本的なプログラムの練習となる「ボールをよけろ」というゲームを作りました。

《狙い・成果》

1・2週目はScratchとmicro:bitを使った作品づくりです。
Scratchは色々な拡張機能があります。
その中でも「ScratchLink」と「micro:bit」という機能を使い「micro:bit」の操作でScratchのキャラクターを操作する方法を学びました。
また、Scratchにはリミックスという機能もあります。
素材しかないプロジェクトを用意しリミックスの方法も学びました。

3・4週目はゲームをつくる時の作成手順を考えながらScratchを使って
「ボールをよけろ」というゲームを作りました。
プログラムは処理の順番がとても大事です。

キャラクターを右に移動させたいとき「右に向く」と「前へすすむ」の2つのプログラムブロックを使います。
順番を「右に向く」→「前へすすむ」とした場合と「前へすすむ」→「右に向く」にした場合では実行結果が異なります。
どのような順番でプログラム作ったらいいか考えることの大切さをしってもらいました。

Scratchを使う時はガイドラインにも気をつける必要があります。
今回は「安全を保つこと:個人情報や連絡先を公開しないでください」に説明し個人情報はどのようなものがあるのか、どうして個人情報を入力し公開したらダメなのかを考えてもらいました。

初級Ⅱコース

《レッスン内容》

初級Ⅱコースは、6、7月の2か月間で、8x9Craftの「はっくん王国」というステージ上に、自由に建築物をプログラミングを使って作る、子供たちに大人気のレッスンを行いました!
 「王国」として仕切られたエリアを、さらに、「居住区」「娯楽区」「公共区」に分けて、建築します。生徒さんごとに、好きなエリアに、好きな建物を建てます。
 6月に「建築修行」をして、設計書を完成させました。7月は、いよいよ実際に設計書通りに王国に、建築物を作成していきます。
 「壁づくり」「床づくり」「屋根づくり」など、自分で部品化したプログラムを使って、効率よく建築を進めていきます。コンビニやホテル、図書館や美術館、パン屋さんに公園やタワー、色とりどりの趣向を凝らした建物が出来上がり、とても賑やかな王国へと変貌しました!!
 ほぼ全員が「くり返し」や「関数」を使ってプログラミングをしてくれました。

《狙い・成果》

・ユニークな建物を作ることを意識してもらい、創造力を養うこと
・「くり返し」を使って効率良くプログラミングをすること
・「関数」を使って、プログラムを部品化すること

中級Ⅰコース

《レッスン内容》

1)ブロックプログラミングからテキストプログラミングへの移行を主目的とした「基礎編」は慣れ親しんだ8x9Craftで学びます。
2)次に基礎知識を応用やテキストプログラミングならではのテクニックを学ぶ「応用編(共通)」をp5.js(OpenProcessing)で学びます。
3)テキストプログラミングで出来ることをしっかり学んだあとは「応用編(選択)」として、選択制で数学、アート、音楽、ゲーム、ホームページ、便利ツールなどのさまざまな分野でのプログラミング・コンピュータの応用・活用を経験していただけます。
7月後半は、アウトプットレッスン回です。初級Ⅱクラスが行っている「はっくん王国」のレッスンを、コードプログラミングで行いました。さすが、中級Ⅰクラスの生徒さんたちの作る建築はクオリティが高いですね。1回のレッスンでは物足りなかったので、また次回、続きをすることになるかもしれません。

《狙い・成果》

中級Ⅰコースは課題を進めながら変数や配列、関数などのテキストプログラミングの基礎を学びます。
7月後半のレッスンでは用意された課題を解くだけではなく、自ら利用してもらうアウトプットレッスンです。
自分の作品をつくりながら、「ブロックのIDは定数でメタが毎回変わるので変数にする」「繰り返し同じ作業をする場合は反復処理」「同じ処理を何回も使うことがあれば関数化する」など基礎で学んだことを応用できたと思います。

中級Ⅱコース

Vue.js

《レッスン内容》

【柴原クラス】
4月からWebシステム開発基礎の学習を続けています。
HTML/CSSの基礎から始めて、動くホームページを作るためのJavaScript(中級Ⅰで学習したもの)をフル活用します。
さらには「フレームワーク」というプログラミングの枠組みを活用することで、素早く構築するノウハウを学習します。
8月時点では、Vue.jsという最新のJavaScriptフレームワークを使って、ホームページを動的に変化をさせる効率的な仕組みを学んでいます。

《狙い・成果》

【狙い】
インターネット上で「ページが表示される仕組み」の基礎から学び、インターネット上ので情報公開や情報収集を上手にできるようにします。
また、フレームワークの便利さを知るとともに、それらも基礎技術で成り立っていることを理解していきます。
【成果】
ピュアなHTML/CSS/JavaScriptでの組み合わせでのボタンなどで変化するホームページを作成し、そのままだと冗長で面倒な「泥臭い作業」をしないといけないことを経験しました。
その上で、そこに「フレームワーク」の考え方を導入することで、小さなプログラム量で、それまでと同等かそれ以上の動作ができることを理解できつつあります。
プログラミングをする上で、いきなり便利な「フレームワーク」を採用することもありますが、基礎や原理原則を知らないままだとバグった時に対処ができないことがあります。基礎をしっかり積み重ねていくことの大事さが生徒さんたちのコツコツ努力をしていく姿に現れています。

【この記事を書いた人】

大原 真希 / インストラクター及び事務スタッフ
大学卒業後、神戸の企業でシステムエンジニアとして働き、出産を機に退職。その後母親業に専念し、徐々に自宅でのプログラム請負やパートでの事務職を経験する。現在は大学で派遣スタッフとして働く傍ら、「キッズプログラミングスクール8x9(ハック)」でのインストラクター兼事務スタッフとして働く。プログラミング、データ加工、業務効率化が好き。Excel、SpreadSheetが得意分野。

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