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人類、文章が上手くなりたいなら短歌をやろう!

こんにちは、わたしです。

この記事で言いたいことはタイトルで全て言ってしまいました。
noteは文章を書くツールなので、文章術の本の共有がされたり、文章が苦手だったのを克服する方法が書かれていたり、文章術に関する記事をたくさん目にすることがあると思います。

わたしは過去に、わたしの文章進化した!と感じた出来事が2回ありました。

その2つとは

大学の卒論(21歳の頃)
短歌を真剣に作っていた頃(27歳の頃)

です。
その話を書いていきたいと思います。


卒論で学んだ文章術のキホン

卒論で得られた文章術は、みなさんもう見飽きた基本的なことです。

  • 一文に入れるのは1つの要素まで

  • ですます、であるを混同しない

  • 句読点の位置を気をつける

など、説明しなくてもnoteを投稿しているみなさんが自然に行っていることです。

逆に言うと、大学生になるまでこれらが上手にこなせていなかったとも言えます。
特に、一文に要素を詰め込みすぎてしまっていたのが改善されたのは大きかったです。


短歌を作って得られた文章術


短歌とは5・7・5・7・7で作られた定型詩で、季語は不要のものになります。
古典でよくみかける、なり・けりみたいな和歌もありますが、わたしが好きなのは今わたしたちが話す言葉と同じもので作られた口語短歌です。

なので、わたしが作っていたのは言いたいことを31文字に収めた短い文章と言えます。

これが、結構大変なんです。
元々わたしは上記の通り、1つの文章にいろんなことを詰め込んでしまう悪癖がありました。

それを31文字に収めないといけません。
なのでまず、言いたいことを極限までスモールにします。

短歌には幸い「連作」と呼ばれる、短歌の集まりを1つの作品とする文化があるので、言いたいことが1つにならなかったら、別の歌とセットにすることもできます。
ただそれでも、1つの歌には1シーンまでしか基本的には詰められません。

しかも、余計な言葉を使う余裕はありません。
極限まで削り、その単語から伝わることは書かないなど、とにかく文章の減量化を図ります。

具体例を挙げると、「キラキラ光る星」という文章は短歌ではもったいないです。
星という単語だけで、キラキラ・光るをイメージできるので、そこは読み手のイメージに任せ削ります。

この言葉のダイエットの経験が、わたしの文章のレベルアップにつながりました。

言いたいことは基本的に簡潔な方が伝わります。
友達とのLINE、会社でのメール、そしてnoteと、書く時にできるだけ文章をスリムにして記載するようになりました。

「短歌を作るなんて遠回り」

っていう声も聞こえてきそうです。
わたしが短歌を読みたいから作ってほしい、というのが本音なんですが、その指摘はごもっともなので、素敵な記事を紹介します。

言いたいことは、この薫さんの記事が全て言ってくれてます。
なんと、薫さんも短歌を投稿されていました!
歌人はやはりこの文章ダイエット法を理解しているんですよ。

なら、究極の文章ダイエットはこの記事を貼って終わりじゃないか、って?

ダイエットだってチートデイが大事でしょ?


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