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【イベントレポート#1】キックオフイベント&コミュニティ交流2023.10.21(土)


1. 開会の挨拶

冒頭の熊谷市長の挨拶では、「地域振興のために、特に若い人材を継続的に見出していく必要がある」と、今回の起業家支援プラットフォーム事業を立ち上げた理由・起業支援の必要性を強調されました。

2. 基調講演

【人生を豊かに生きるための起業とは?】

基調講演では、わかる事務所の玉樹真一郎さんから
【人生100年時代に考える 人生を豊かに生きるための起業】
をテーマにお話いただきました。
終身雇用制がほぼ無くなり、転職を重ねてキャリアアップしていくことや、本業とは別に副業を行ったり、複数の仕事を掛け合わせていくなど、働き方に多様性が出てきたことに加えて、
寿命が伸びて
「老後をどう生き生きと過ごしていくか」
「そのために若く活発な時期にどういうような働き方・暮らし方を形成していくか」
というように、自分自身でライフデザインを考える必要性が高まってきたというお話しから始まりました。
そして、そのための1つの手段として[起業=ビジネス]で自立してお金を稼ぐ方法を学び、自分らしく生きていくことが出来る時代になった。
[起業(ビジネスを始めること)]は遠い存在のものではなく、普段の生活の中にあるもの、近くにあるものだということがイメージ出来るように、八戸市でも身近な小売や飲食の商店主の事例を引き合いに、分かりやすく解説いただきました。
示唆に富むお話も多く、会場の参加者も聞き入っていた様子でした。

3. コミュニティの概要説明

<学生起業チャレンジコミュニティ>
井上コミュニティーマネージャー

各コミュニティマネージャーより、活動の概要について説明がありました。
公の場で各コミュニティの活動について発信するのは初めての機会でした。それぞれ決意表明も込めて、
・コミュニティ運営にかける想い
・どういったコミュニティにしていきたいのか
などをお話ししました。

4. パネルディスカッション

【八戸には可能性が広がっている】

パネルディスカッションでは、
・起業家コミュニティの有用性
・起業する際に必要な素養について
・八戸での起業はどのような可能性を秘めているか
といったテーマで5名のパネリストが意見を交わしました。
実際に起業を経験している、または起業支援に携わっている第一線のパネリストならではのお話しを聞くことができました。

↓パネリストのトーク内容 <一部抜粋>
・クリエイターや起業家が集まるシェアアトリエ兼レンタルスペースの事例などを引き合いに、起業家同士が集まることで教え合い、学び合い、協力しあいながら切磋琢磨できる環境作りが大切だ

・大学入学と同時にコロナ渦で、在宅で過ごすことに将来の不安や危機感を覚えて、自身が身近に感じる疑問や課題を起点に活動を徐々に広げていき、「誰かの困りごと」や「実現したいこと」のお手伝いをしていたら、その延長で起業をすることになった現役大学生の起業家の事例がある

・さまざまな起業家を見てきた中で、起業時に必要な要素は学歴でもお金でもなく「探究心」と「行動力」だと感じる。それがあれば道を切り拓いていける。その理由は、起業の過程では大体が初めてのことが多く、小さい失敗の連続で、いかに上手くいくかを探りながら、試しながら形作っていくもの。そのためには、仮説検証のサイクルを1つでも早く回すことが重要である。上手くいっている起業家はそのサイクルが早く、誰よりも行動している。

「地方は課題先進地域であり、その課題を解決するための手法は日本全国でたくさんの事例が出ている。また、課題があるからこそ、その解決のために新しいビジネスが生まれるキッカケになる。八戸にはまだまだ可能性が広がっている」

今回のこの起業家支援プラットフォーム事業への大きな期待と可能性を感じる内容でした。
参加者60名の中には制服姿の学生から、サラリーマンの方、主婦の方と多種多様な方が散見されました。

5.コミュニティ交流(活動1回目)

キックオフイベントの後は、会場を移してコミュニティ間の交流を図りました。コミュニティ活動1回目として、自己紹介から始まり「コミュニティに期待すること」「どういった業界や領域に興味があるのか」など、参加したメンバーがどのような想いやアイディアを持っているかなどを自己開示し合いました。
初対面ということもあって最初は緊張した面持ちでしたが、美味しい食事もあり、終始和やかな雰囲気でした。

このキックオフイベントをスタートとして、これから各コミュニティが毎月1回活動を行っていきます。
noteでも引き続きレポートを投稿していきますので、ぜひcheckしてみてください!


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