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出世を捨て自由を求めた男のはなし

思いきって
出世と
スーパーエリートの地位を
を捨てて、
自由をもとめた、男のはなし。


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こんにちは、
神主の背古誠徳です。

平安末期ころ、

天下を、おさめた覇者がいます。
平家にあらずは、人にあらず。


とまで、言われた時代。

その名前は
平清盛

誰もがご存じであろう。

平清盛は、

北面の武士

といって、
天皇をお守りする
武士のなかでも
側近の側近


いわゆる、
スーパーエリート

今日は、平清盛のお話ではなく、


その
平清盛と、同じくらい、優秀で
出世を争う、
スーパーエリート
平の清盛のライバルが一人いました。

当時
平清盛と同じ北面の武士

その名は、

佐藤義清(さとうのりきよ)
という、武士。

この方、

家柄、富、名誉、女、
まぁ、
いわゆるすべてを手に入れれるポストを
欲しいままにしていました。


しかし、
突然
世間を騒がすことを、起こしました。

なにを思ったか、
いきなり、すべてを捨てて、
仏門に入ったのです。
つまり、

出家したのです。

当時の記録によると、
もったいないことする!

世間は驚いたのと、称賛したのと
いろいろな、感情を世間におこしたのです。


その人が、
有名な、


西行法師

西行さんの

とらわれない心が、
どうしても、気になってしまい。
その気持ちを考えてしまいました。


で、

この人が詠んだ歌がありました。

身を捨つる 
人はまことに 捨つるかは 
捨てぬ人こそ 
捨つるなりけれ

どいう意味かというと、

身を捨てる=出家

出家するひとは、本当に、
すべてを捨ててしまったのか?

すべてを捨てきれない人のほうが、
いろいろな制限をされ、
我慢して生きて
執着して、
不自由にみえて、

みんな、本当の自分の人生を
生きているのだろうか?

といった
ざっくりした、意味です。

西行さんは、
自由になって、
不自由な人たちが、
かえって、
世の中を捨てているように
見えた
という
はなしです。

今日のおはなしは、

本当の自分の人生。
だれにも、委ねて(ゆだねて)いない人生。


なんにも縛られない人生。

つまり、

これは、

勇気をもって、
勝ち取っていくしかない。

というはなしでした。

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ではまた。

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