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会議用の激安マイク「CLASSIC PRO CDM25U 卓上USBマイク」のレビュー

ノートパソコンの内蔵マイクで会議をしていると、相手に「声が聞こえづらい」と言われることがあるため、会議用の安めのマイクを探していたところ激安の会議用マイク「CLASSIC PRO CDM25U 卓上USBマイク」が売っていたため購入してみました。


同じ卓上マイクとして「CDM80U」というタイプもあって、こちらは評価も高いです。


一方で「CDM25U」のほうはレビューが無く「CDM80U」と迷いましたが、以下の理由で「CDM25U」にしました。

① CDM25Uにオンオフのスイッチが付いている

② 価格が安い(CDM25Uは1280円、CDM80Uは1780円)

③ CDM25Uは対応OSとしてwindows11が明記されている

「CDM25U」のレビューが無いので使ってみて気になった点をいくつか整理しておきたいと思います。

まず「CDM25U」の商品説明に「本体のボタンを押すと、マイク部分が赤く点灯し、トーク可能な状態を示してくれます」とあったのですが、ボタンをいくら押してもどこにも赤いランプが付きません・・・・。

交換をしてもらったところ無事にランプが点灯するようになりました。

マイクの周辺の部分が赤く光って、室内であれば明るい部屋でも十分に認識できます。

その他に気になった点がいくつかありました。

① 思ってたよりも音量が小さい

USBマイクなのでこんなものなのかも知れませんが拾える音量が小さくノートパソコンの内蔵マイクとあまり変わらないと感じました。

もっとも、ノートパソコンの内蔵マイクを使う場合にはマイクに口を近づけて話す訳にはいきませんが(自分の顔が画面でアップになってしまう)、「CDM25U」は手元に置いておけるので、マイクに口を近づけて話すことができます。

そのため会議をする分には十分な音量を拾うことができるようになりました。

② オン・オフのスイッチを押した際の「ブツッ」というノイズ

「CDM25U」はオン・オフのスイッチを押した際に大きめの「ブツッ」というノイズが入ります。

波形で見てみてもこの「ノイズ」は「マイクに口を近づけて話した声」よりも大きいため会議の相手には不快に感じられてしまうと思います。

交換品も同じだったのでこのノイズは仕様なのだと思います。

価格がより高いCDM80Uにはスイッチがないことを考えると、スイッチが付いてないものを買ったと割り切れば良いのかも知れません。

③ USBスピーカーとしても認識されてしまう

windows10とwindows11で試しましたがいずれも、「マイク」としてだけでなく「USBスピーカー」としても認識されるので最初は混乱しました。

この点は「システム」⇒「サウンド」の「出力」で使いたい出力を変更して、「マイク」で「USBマイク」を選択すればOKです。

④ 「入力」の項目に「マイク」として出てこないことがある

私の環境では「USBスピーカー」として表示されるのに「マイク」の項目に出てこないこともありました。

(「システム」⇒「サウンド」の「入力」の一覧に「マイク」として出てこない)

この場合は「すべてのサウンドデバイス」から追加してあげると使えるようになりました。

会議の開始時間が迫っていて焦っていたりすると軽いパニックになるかも知れません。

あと「CDM25U」に限らないことだと思いますが、Windowsの「システム」⇒「サウンド」で設定をしても会議用のアプリ(Teams)などの設定でもマイクを「USBマイク」に変更しないと声を拾ってくれないことがあるので注意が必要です。

WindowsもTeamsも同じMicrosoftなので、Windowsで設定を変えたらTeamsも同じ設定にしてくれれば良いのにな、と思ったりしますが、これはMicrosoftのほうの問題なので「CDM25U」は悪くないと思います。

このように使っていて気になる点はいくつかありますが、別途マイクスタンドなどを用意する必要はなく、小さくて保管にも困らないので、「1280円」という価格を考えると悪くはないのかと思います。

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