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八幡平ならでは「地熱アート体験」レポ

皆さんこんにちは、平舘高校家政科学科「地域観光基礎」&「地域観光実践」の授業コーディネーターとして地域高校の魅力化をお手伝いしているI-Attract.です。今回は、日本で初の地熱発電所「松川地熱発電所」、そして市内に3つ目の地熱発電所が建設中と地域の地熱理解促進の一つとしての授業展開です。もちろん地域ならではのものは観光にもつながっています。

自ら体験!八幡平ならではの体験コンテンツ

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2021年9月8日、八幡平地熱蒸気染色の工房で染色体験授業を展開しました。
染色作家の髙橋一行氏と、この染色の第一人者の髙橋陽子氏から直接説明を受けながら、作業は進みます。

着色は美術の授業?!科学の授業?

地熱染色の美しい多色グラデーションの出来上がりが、地熱蒸気とどうかかわっているのか?を聞きますが、、、、色の三原色?毛細管現象?粒子の細かさ?色の足し算と引き算? そんなことより、自分のインスピレーションで染めちゃいましょう!色はたくさん混ざると濁った色になりえますが、地熱蒸気の成分で色の引き算が起こり、結果キレイな色が出現するということなのですが・・・着色し始めると直感!!


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染めてる本人、集中ですが、周りのみんなも集中・・・・

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たった七色ですが、この七色も染色作家が調合してます。
誰がどんな順番で着色してもキレイにできるようになっています。が、7色からもっとたくさんの色が生まれることは予想が付きますよね。でも地熱蒸気で変わる色は想像がつきません。

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着色後はいよいよ地熱蒸気で約20分蒸していきます。

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20分後窯から出てきた作品の糸をほどき、、、

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水洗いなどしてからアイロンがけ。出来上がりです!
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さて、自分たちがイメージしたように仕上がったのでしょうか?!

今後、この作品を使って何を考えて、何をするのかは、2学期にある文化祭でのアウトプットを楽しみにしましょう! 作って終わりではない授業にしたいところです!

追記!!なんとこの地熱蒸気染色は2021年11月6日に「世界ふしぎ発見!」でも取り上げられ、初ミステリーハンターの杉野遥亮さんが地熱アートを体験しました。

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