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水星逆行とボイドと物理霊媒の三つ巴でパラレルしまくった話

水星逆行期間中のボイドタイム。
これは連絡ミスや勘違い、行き違いなどがとても起きやすくなる「魔の時間帯」だと言われています。

昨日はまさにそんな時間の中にあり、私も仕事中にすっかりやられてしまいました(T_T)


いつもはそんなことを気にしても仕方がないので、取り立てて注意を払うこともなかったのですが、
昨日に限ってはすっぽりエアポケットに落ちてハマってしまったというか……。



ということで本日は、
「鑑定の中で世界線を何度も行きつ戻りつして、混乱してしまった」というお話です。

別にSFでも何でもないのですが、パラレルワールドや物理霊媒といった概念が出てきますので、苦手な方はそっ閉じでお願いいたします(笑)



鑑定の後、スマホを失くしてしまった男性


半月ほど前に、転職のご相談でお見えになった男性がいました。

その日の鑑定終了後、彼は一旦は自分の車に戻ったのですが、スマホがないことに気付いてまたお店に戻ってきました。

「すみません、僕スマホを忘れていきませんでしたか?」
「スマホ?……ここにはなさそうですけど、じゃあ私のスマホから電話をしてみましょうか」


そう言って彼のスマホに電話をかけたのですが、特に音が聞こえる様子もありません。
「あれ?じゃあどこか違う所にあるのかな。すみません、お手数かけました」

それから一時間ほどして、スマホがありましたという彼からの折り返し電話がかかってきて、とりあえずこの話は一件落着しました。

A社とB社、結果がクロスしている?


そして昨日のこと。「A社とB社、どちらを選べばいいか」というご相談で、彼が再び来店しました。

聞けば、

① A社は本命で、たった今面接をしてきたばかりの会社
② B社はすでに面接で合格しているが、A社に受かればお断りするつもり

……とのことです。


そこで、「どちらの方が縁が強いか、相性がいいか」などを踏まえてカードを展開してみると、
すでに合格しているB社は「縁が薄い」という結果が出たのです。


※これは「ダミーの結果」です。
実際に出たカードとは異なります。


すでに合格しているにもかかわらず、B社は縁がなさそうです。
ということは、A社に受かってB社をお断りする可能性が高いのかも?


それを確認するために、A社について掘り下げてみることにしました。

すると、今度はA社が「まったく縁がない」感じに出ている……??

何度占っても、その都度「結果が真逆」になってしまう


本当は、同じ事柄を何度も占うのはセオリーに反するのですが、
今回はそうも言っていられないので、呼吸を整えて集中し直すなどしてもう一度同じことを占ってみました。

……が、何度占っても、その都度結果が入れ替わってしまうのです。
二度目に占った結果は、一度目のまさに真逆・・・・・な結果となりました。


占うたびに結果が二転三転、もうこうなると、どちらかに絞るのはお手上げです(泣;
あー水星逆行とボイドのダブルパンチだな~と頭を抱えました。




「すでに決まっている未来」などは存在しないので、結果が曖昧になることは珍しくないのですが、
そういう場合、いつもなら「どちらも可能性がある」「自分次第」という出方をするのです。

ここまではっきりと「縁の有無が分かりやすく出ているのに、結果がその都度反転する」という出方をしたのは初めてで、本当に今回は苦戦しました。

スマホが消えて現れた?という話を聞いて


鑑定終了後、この男性は私にこんなことを言いました。
「この前はスマホのことで、すみませんでした」
「あ、いいえー見つかって良かったですね」

すると彼は、さらにこんなことを口にしたのです。

「でも不思議なんですよね。何度も行ったり来たり・・・・・・・・・・した場所に落ちていたんですよ」


それを聞いた瞬間、私はあーっ!と思いました。
この人、物理霊媒タイプだ!!


スマホを失くしたと気付いた彼は、自分が通った場所を何度も行ったり来たりして探したのだそうです。

そして、何度目かに同じ場所を通った時、そこにスマホが落ちているのを発見したのです。さっきまでは無かったその場所に、です。


もしかしたらそれって、
「スマホを落とした世界線と、今現在の世界線」という、それぞれ別の空間(時空)を行ったり来たりしていたのではないでしょうか。

パラレル間の移動と物理霊媒との関係は?


パラレルワールド(並行世界)の移動といっても、別に「身体ごと上昇する」とか「どこかに吸い寄せられる」とかいった特別な現象が起こる訳ではないんですよね。

その場にいてチャンネルを切り替えるような感じというか、その人を取り巻く波動(周波数)が、ただ切り替わるだけというイメージです。


だから本人にとっては世界線が変わったなんて認識はなく、周囲も何も変わらず、同じままに見えています。



で、前述の通り この男性はもしかしたら物理霊媒の傾向が強かったのかもしれません。

物理霊媒タイプの人には、物品の引き寄せ現象(アポート)や瞬間移動(テレポート)などの「目に見える形での現象」が起こりやすいのです。

なので自分自身が時空を移動することも、比較的簡単に出来るように思います。
(本人がそうと分かっているかどうかは別として)


かくいう私自身も物理霊媒タイプで、こうしたモノが消えたり現れたりといった現象は、身の周りにわりと頻繁に起きています。

▼ タロットカードが突然現れた時のお話はこちら



つまり、今回の鑑定は

水星逆行中のボイドという「時空のゆがみ、エアポケット」が発生している状態で、
その時空を物理的に行き来しやすい「物理霊媒の性質を持つ人物が二人揃った」という偶然が重なって起きた珍事、

……ということだったのだと思います(笑)

「A社で働く世界線」と「B社で働く世界線」が混線していた


占いで出た結果があまり喜ばしくなかったので、示された解決策の通りに行動したら未来がガラリと変わった、というのは案外よくあることです。

でも、占うたびに「A社で働く未来」と「B社で働く未来」が交互に入れ替わる、という経験をしたのは初めてでした。


多分、ちょうど時間軸が交差する、そのポイントに立って占っていたのだと思います。

というか、パラレルの境界線って、カードにはこういう形で示されるんだな~と ものすごく勉強になりました。



時間軸の交差と物理霊媒タイプについて、この男性にも一応説明してはみたのですが、
「はあ……きっと僕がフラフラしてるから結果が定まらないんですね。すみません」と、イマイチ伝わりきれてなかったような……(^^;


確かに、こんなこと言われてもすぐにはピンときませんよね。
いや~私もホントに焦りました💦


そんなわけで、今日は
「時空のゆがみと、その境目を行き来しやすい人が揃うと大混線してしまう」というお話でした(笑)

(ちなみに、昨日鑑定した別のお客さま4名については、何事も起こらずむしろ「冴えている」くらいだったことをご報告しておきます……😂)



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